寒さに備えてインナーウェア購入
FineTrack ポリゴン2UL ジャケット・パンツ
寒くなって来ましたね。
今年は、ウェアも劣化してきて買い替えの年なので、冬季に備えてインナーウェアを購入して見ました。
昨年までは、XEFO ダウンインナーを着てましたが、家のニャンコが脱走して、捕獲した際に暴れて、ズタズタに引き裂かれてしまいました。
無印良品のダウンを買いましたが、ウェーディングの際に歩くと蒸れて、暑さでしばらく動けなくなったりするので、今年は新素材のインナーウェアを購入しました。
ファイントラックの 5レイヤリング・ウェア
- L1ドライレイヤー
- L2ベースレイヤー
- L3ミッドレイヤー
- L4ミッドシェル
- L5アウターシェル (前回紹介しました。)
今回は、この中の L3ミッドレイヤー と、L4ミッドシェルの紹介になります。
ファイントラック L3ミッドレイヤー
「保温」だけではないミッドレイヤー
ミッドレイヤーの役割は保温性だけではありません。
汗処理能力をドライレイヤー®やベースレイヤーと同様に追求していること。それがファイントラックのミッドレイヤーの最大の特長です。
保温力があることはもちろん、長い登りなどで激しく汗をかいたときにもオーバーヒートを起こさない。ひとたび歩き出せばその違いはきっと体感できるはずです。
ポリゴン2ULジャケット/パンツ
その中から、チョイスしたのが L3ミッドレイヤー『ポリゴン2UL』シリーズです。
独自開発のシート状立体保温素材「ファインポリゴン®」を2枚封入し、超軽量リップストップナイロンを採用したキルティング仕様。
濡れに強く、ウエア内のムレを排出する通気性にも優れるため、行動中にも積極的に活用できます。
適度な温かさ、上下とも200g前後という軽量コンパクト性も備え、寒い季節には行動着として、暖かい季節には携行保温着として、オールシーズン活躍する汎用性の高いモデルです。
製品には、洗濯用のネットも付属しています。
素材のファインポリゴン
ダウンと違い、「ファインポリゴン」は、化繊のシートの為、片寄りも無く蒸れにも強く、保湿性が無いのでウェアの外に素早く蒸気を排出してくれるし、薄くて軽いので重ね着の際でも着膨れせず、フローティングベストを着用しても息苦しくなりません。
保温素材に採用しているシート状立体保温素材「ファインポリゴン®」は、ダウンや化繊綿などのワタ状保温素材とは全く異なり、水を抱きにくい特長があります。ウエア内に水分が浸入した場合でもロフトを維持し、湿潤時にも保温力を確保。速乾性にも優れ、数日間におよぶ山行、悪天候時、ハイクアップなどの発汗を伴う行動中に積極的に着用できます。
ファインポリゴン2枚入りのポリゴン2ULシリーズの他に、4枚入りのポリゴン4シリーズもラインナップされています。
ファイントラック L4ミッドシェル
適度に水を弾き、適度に風を防ぎ、軽くて動きやすい。
そういう「どれもそこそこ」というウエアは、山では中途半端として敬遠されていました。
「しかし、実際の山ではそんな中途半端な状況がむしろほとんどなのでは?」
中途半端=ミディアムな状況に対応するウエアはやはり必要だ。それがミッドシェル®の開発動機でした。
L4 ミッドシェルには、フロウラップシリーズのみですが、フードタイプとジャケットタイプがあります。
自分は、フードタイプを購入しました。
(パンツは購入していません。)
フロウラップフーディ
ポリゴン2ULジャケットの上には、L4ミッドシェルの、『フロウラップフーディ』を着ています。
アウターシェルでも、ウィンドシェルでもソフトシェルでもない。
防風性や透湿性、ストレッチ性などの機能を絶妙なバランスで備えた、ずっと着ていたいと思える絶妙な着心地のL4ミッドシェル®「フロウラップ®」が、山遊びをより安全で快適なものへと激変させる。
シームテープが貼られていないので、防水機能は完ぺきではありませんが、動きやすいのと撥水性もあるので、雨の降らない天候ではアウターとして着用しています。
着丈も短目なので、ウェーディングジャケットとしても着れると思います。
雨天の場合や波を被る場合には、Finetrack のエバーブレス フォトンジャケットをアウターシェルとして着用しています。アウターシェル(レインウェア)を二枚重ね着する事で、内側の結露を防止し、汗や雨天時の濡れた感じの寒さを防止する事が可能です。
夏に書いた、L5アウターシェルの紹介です。
実釣で来てみた感想
初冬の実釣
まだ11月の中盤で夜間や、早朝以外は、さほど寒くは無かったのですが、ウェーディングポイントまで数百メートル歩いても、蒸れる感じは無く快適に川までたどり着けました。
ウェーダーもネオプレーンウェーダーではなく、防水透湿ウェーダーで川に入りましたが、寒さや内部の結露も感じること無く快適に釣行できました。
日々のバイク通勤でも、寒くなく快適にバイクを走らせてます。
冬場の実釣
新年の1月に、ポリゴン2ULの上下を着て、ネオプレーンウェーダーを着用して、夜通し磯歩きをしてみました。
寒く風が強い中、一晩中釣りをしていても快適でした。
上着は、ポリゴン2ULジャケットとフロウラップフーディの組み合わせに登山用のフリースだけでは、じっとしていると少し肌寒い感覚もありましたがキャスティングや歩いているアクティブな場面ではちょうど良い暖かさでした。
帰りにネオプレーンウェーダーを脱ぐと、ポリゴン2ULパンツの表面には、かなりの水滴が出ていましたが、パンツの中は湿った感じは無く、水蒸気を効率よくウェアの外側に排出しているのには驚かされました。
リックベント
FineTrackの製品は、L3ミッドレイヤー以上の製品には、ジャケット、パンツ共にベンチレーション用の「リックベント」があるので、暑い場合はファスナーを開け、各レイヤー毎にベントを行えるため、蒸気と熱をウェアの外に排出することが出来ます。
この製品もコンパクトに畳めるのが携行する際にも便利ですね。
ジャケット、パンツ共に内ポケットに収納ポーチを取り付けられるので紛失の心配も無さそうです。
まとめ
どうしても海で使用するので、ハンドランディング時や、滑って手を付いた場合などに、袖廻りから海水が入る場合もありますが、インナーダウン等だと洗濯が面倒ですが、化繊なので洗濯も楽だし乾きも早いのがメリットなのかもしれません。
厳冬期で、更に寒くなる季節や、冬の雨の場合に、重ね着して保温するための、L2ベースレイヤーや、ポリゴン3ジャケットへのアップグレードを検討しようと思ってます。
レイアリング(重ね着)しても、蒸れずに快適なウェアは、移動して汗をかいたり、じっとして寒さを感じる場面の両極端なフィッシングシーンにおいて、重要なアイテムだと考えています。