New ワールドシャウラの欠点?
New WorldShaula
2020/1/14 1832R-2について 追記
2020/3/12 カスタムトリガーTypeWR 追記
2021/5/28 ワールドシャウラBGについて 追記
2018年から、新しくなったワールドシャウラ(SuperRed)
東レ ナノアレイ プリプレグを使用した、スパイラルXコアを全面に採用し、レッドモデルよりも更に、もっちりと粘り、シャープでより軽くなったブランクスで、キャストしても、魚を掛けても気持ち良い使用感が気に入ってます。
ただ自分は、ショアからのソルトメインなので、7.5ft未満のロッドは所有してません。
スピニングロッド
スピニングモデルには、今のところ何の不満もありません。
特に、2833RS-2は、先代の赤シャウラよりも、35gも軽くなり、値段も 4,500円安くなってます。
先々代の青シャウラと比べると、なんと 40gの軽量化!
コルクのロンググリップを廃止しても、この「軽さは武器」です。
コルクグリップは、海で使った後、水洗いするのですが、パテが落ちてコルクの目抜けが酷くなる。
頻繁に使うロッドなら、年に一度くらいパテ埋め作業が必要になるし...
EVAの方が重くてもソルトロッドには、メンテナンスフリーですよね。
どうせなら、セフィアリミテッドみたいに、カーボンシェルグリップと、カーボンモノコックグリップのコルクやEVAを完全に排除したオールカーボン仕様でもかまわないと思いますが...
ただ、シマノのカーボンモノコックグリップは、傷が付きやすいので
コアマン シリコンロッドマーカーを装着しています。
ロッドパワーを色で区別できるので便利ですよ。
ワールドシャウラ テクニカルエディション(エリアトラウト用)は、フルカーボンモノコックでしたね。
ベイトキャスティングロッド
ベイトモデルの7ft以上に搭載された Xシートは、別にトリガー交換できなくても良かったのでは...
また、ネジ部がアルミで出来ている為、キャスト時に手に当たると硬くて痛い。
一応、夢屋 X SEAT カスタムトリガー TypeWR(後方タイプ)も試しに購入しました。
カルコン300用に、トリガー位置を下げて使ってますが、別に必要かと言われれば、なくても十分に使えます。
3フィンガーから、フルフィンガーで握れば楽にやり取りも可能なのでしょうが、そんなでかい魚は釣ってません(爆)
X-SEAT活用法
ここからは、お遊びですが...
ワールドシャウラ17114R-2のトリガーを取り外し、スピニングリールを取り付けて見ました。(笑)
COREMANのIP-26をぶん投げて見たところ、意外にもよく飛ぶ...
意外と使えそうなんだけど、4パワーのスピニングロッドって何に使うんだろう?
Xシートのメリットとして、スピニングリールも付けられるって所でしょうか?
う~ん、いまいちですね(苦笑)...
X SEATガングリップも取り付け出来るので、ボートでも使えるのかなぁ...
夢屋 X SEAT カスタムトリガー TypeWR
ツーフィンガーでキャストしている方に朗報です。
夢屋 X-SEAT カスタムトリガー TypeWR ですが、ツーフィンガーで投げやすい。
カルコン300ですが、右ハンドルでツーフィンガーキャスト時にも、ハンドルが当たりません。
アンタレスDCMDなどのロープロファイル機では、ハンドルが当たりますが...
このセッティングで、150g以上のビッグベイトや、80g位のメタルジグをぶん投げて、バックラしてもロッドごと飛んで行きそうにならないです(笑)
自分は右巻きなので、気付きませんでしたが、右利き左巻きの方には、最適なツーフィンガー・トリガーですね。
あっ、『カスタムトリガーTypeWR』の「W」ってダブルフィンガーの事なのか?
歴代ワールドシャウラの違い
青シャウラ
参考までに、青シャウラは晩年に発売された以下の 6アイテムのみが、バット部分がスパイラルX のダブル構造になってます。
- 1581F-2
- 1631FF-2
- 1701FF-2
- 1754R-2
- 2702R-2
- 2704RS-2
それ以外のモデルのブランクスは、ハイパーXのみの構造です。
Newスコーピオン ロッドは バット部のみ スパイラルX + ハイパーX のダブルX構造のブランクスですので スコーピオンのブランクスが上位になると思います。
赤シャウラ
スパイラルX + ハイパーX のダブルX構造のブランクスをティップ・バットセクションに採用した 青シャウラ比 15%強度アップした 赤シャウラになります。
シャッキリとしたブランクスですが、魚が掛かると素直に曲がり、ロッドの復元力で魚を浮かせる使い勝手の良いロッドです。
スーパーレッドシャウラ
東レ ナノアロイテクノロジーを採用した スパイラルXコア + ハイパーX のダブルX構造のブランクスをティップ・バットセクションに採用したロッドで、赤シャウラ比 15%パワーアップ(青シャウラ比 30% Up)したブランクスで作成され、赤シャウラと比べると強いながらも マイルドな特性が感じられますが、ロッドパワーは確実にアップしています。
新たなる希望
2020年4月発売の ワールドシャウラ 1832R-2 マルチパーパスロングストロークカスタム
ロングモデル(コルクストレートタイプ)
ベイトタックルでの大遠投を誰もが手軽に体感できるロッドを目指したバーサタイルロングモデル。様々なルアーのアクションに対応するクセのないレギュラーテーパーを採用。
遂に、コルクのロンググリップ復活です。不評だった X-SHEETは採用されていません。
アキュラシーキャストがしやすいコルクストレートの復活はうれしい限り、なんでも使える2パワー(Mクラス)のロッドで汎用性も高く、レギュラーテーパーだったのも嬉しい仕様です。
そういえば、Newワールドシャウラには、175シリーズが発売されていません。
175シリーズにも、コルクストレートが採用されれば良いのですが...
※1754Rが2021モデルで発売になり、ロングコルクグリップになりました。
ワールドシャウラのモデルチェンジについて
青シャウラは、スピニング用の Fujiガイドの Yガイド(YSGガイド)が廃盤になったタイミングでモデルチェンジしました。発売期間は5年位だったと思います。
2011年以降の最終追加モデルは、バットセクションにシマノのブランクス・テクノロジーである スパイラルXが採用されています。
赤シャウラは、ティップ、バット共にスパイラルX採用モデルとして、2012年から2017年までの 5年間製造され、このロッドもまた、ベイト用の Fujiガイドの LNガイドが廃盤になったタイミングで発売終了となりました。
超赤シャウラは、2018年リリースしたモデルになります。シマノのブランクス・テクノロジーである スパイラルXコア(東レ ナノアレイ使用)を使用し、ベイト用のガイドも最新の LRVガイド(モデルによる)を採用しています。
2022年は追加モデルも 1581F-3の一機種のみでしたので、2023年あたりにモデルチェンジするのでしょうか?
ワールドシャウラBGについて
色々、問い合わせもあるので追記しました。
自分は『赤シャウラ 2953R-3』を所有していますが...
BGは 一本も持っていませんし、2836RS-2 以外は全く興味もありません。
真っ赤なブランクスも派手で嫌いです。
ワールドシャウラBGの使い勝手の悪さを挙げてみますと...
一点目 ワールドシャウラは 8フィート3インチ以上になると、仕舞寸法が130cmを超える為、3ピースになります。
この3ピースが変則で、長さによってツーアンドハーフになります。
この継数が持ち運びが悪く、ショアジギング等で地磯に行くときなどに携行性が非常に悪い、グリップ部分をベリー部に繋いで 2ピースにしても仕舞が長すぎて不便です。
二点目、ご存じのようにワールドシャウラは、ティップセクションが中弾性で柔らかい
ですが、ワールドシャウラBGのラインナップを見ると、ショアジギングがしたくなるレングスなのに、ティップが柔らかい為、ジグをしゃくったり、ダイビングペンシルをダイブする操作はあまり得意ではありません。
専用ロッドのコルトスナイパーシリーズの方が上記のアクションに対し、操作性がはるかに上です。
あくまでも、ワールドシャウラは巻物ロッドです。
三点目、ガイドが大きい利点がありますが、コルトスナイパー等のショアジギカテゴリーのロッドは、おおむねガイド径が大きいのでワールドシャウラの利点がでません。
投げ感と、キャストの気持ちよさは レギュラーテーパーのワールドシャウラBGの方が上だとは思いますが、レギュラーファースト寄りのコルトスナイパーの方がジグなどにアクションが付けやすいと思います。
関連記事
ワールドシャウラのグリップの長さについて記事にしてみました。
今更ですが....17114Rのレビューアップして見ました。