Spider's Fishing Blog

愛媛在住シーバスアングラーのブログです。

下町スプール B-Spec 検証【19アンタレス】

下町スプール 19アンタレス

遂に、逆張りメロンさんから 19アンタレス用のカスタムスプールが発売になりました。
19アンタレス用 Rev 19A B-Spec スプール』(ライトバーサタイル)を購入しました。 

スプール単体

スプール単体で 8.37g

 

 

Revスプールにも遠心ブレーキのスプールが発売されました。

下町スプールの 19アンタレス用バリエーション 

  • A-Spec フィネス用
    糸巻量: PE1.0-80m, PE1.2-66m (ナイロン8lb-50m) 
  • B-Spec ライトバーサタイル用
    糸巻量; PE1.5-100m, PE2.0-80m (ナイロン10lb-70m/ 12lb-60m) 

この19アンタレス用Revスプールは飛距離を出すためのスプールではなく、軽量級ルアーを気持ちよく投げられるかのスプールなので、ナイトゲームなどで活躍してくれそうです。

 

SVSインフィニティ スプールの購入

SVS∞ブレーキユニットを入手する為に、自分はオークションで中古スプールを購入したまでは良かったのですが...
うっかり落札価格だけで、150サイズのスプールを買ってしまった為、ブレーキシューがMサイズでした。
(シマノの150サイズ以上のブレーキシューは Mサイズになります。)

 

そこで、シマノサービスの NEW SVS∞(インフィニティ)ブレーキシュー交換 ページを参考に、シマノにブレーキシュー交換依頼を行い、近くの釣具店に依頼をしました。

工賃(1,760円)+ブレーキシューS4個(110円×4個)=2,200円(税込)がブレーキシューの交換に掛かった費用となります。

 

SVSインフィニティ ブレーキユニットの取り外し

シマノサービスから 2週間位で、ブレーキシューMサイズを Sサイズに交換され帰ってきたスプールからブレーキユニットを取り外します。

 

Avail NEW SVSインフィニティ用プラー

Avail NEW SVSインフィニティ用プラー

Avail NEW SVSインフィニティ用プラー

プラー NEW SVSインフィニティ用


Avail NEW SVSインフィニティ用プラーを使用してブレーキユニットを取り外します。

ブレーキユニットのカスタム

ブレーキユニット取り外し

ブレーキユニット取り外し

せっかくブレーキシューMサイズが手に入ったので、2個をSサイズ、残る2個をMサイズに置き換える様にします。

ブレーキシャフトは細い方を爪楊枝で押し出すとシャフトは簡単に抜けるので、ブレーキシューを取り外す事が出来ます。

SVS∞ ブレーキシュー比較

左:ブレーキシューS / 右:ブレーキシューMサイズ

Sサイズは括れがあり軽量化されています。Mサイズは括れが無いのでほんの少し重量が増している構造になっていました。

ブレーキシューSとM

ブレーキシューSサイズ(縦方向)とMサイズ(横方向)

取り付けてみると、目視でもハッキリわかるのですが、マジックなどでマーキングすれば夜間釣行でも見やすいので、Mサイズのシューにマーキングしました。

まぁ、PEラインを使用する場合、Sサイズシューを1個~2個Onで、少しメカニカルを閉めるだけでほとんどのブレーキ設定は行えるのですが、急な強風や軽いルアー様にMサイズシューを取り付けてみました。

 

レイズスタジオのSVS∞用軽量ブレーキユニットもありますが、強度不足が懸念されるので、今回は シマノ純正品を使います。

 

19アンタレスのブレーキシュー比較

19アンタレスの初期ロットでは、Sサイズのブレーキシューは、19アンタレス専用品の型番が表記されていましたので、今回交換したSサイズのブレーキシューと比較してみました。

19アンタレス HG インプレッション - ブレーキについて

19アンタレスブレーキシュー比較

左:19アンタレス用 / 右:汎用Sサイズ ブレーキシュー

19アンタレス専用品は、Sサイズブレーキシューより、ほんの僅かに細い気がします。
現行の19アンタレス出荷品は、汎用のSサイズになっていると思われますので気にする程の事は無いように思います。

 

ブレーキユニットの取付

Revスプールに、取り外したブレーキユニットを装着します。
スプール軸に真っすぐになるように差し込んで、カチッと音が鳴るまでゆっくりと差し込むだけですが...

 

ベアリングの取付

Revスプールには、ベアリングが付属していませんので、1150ZZサイズのベアリングを装着します。
HEDGEHOG STUDIO のスプールベアリングリムーバーを使用して装着しました。 

ブレーキユニット、ベアリング装着

ブレーキユニット、ベアリング装着 12.17g

パーツ組み込み時の重量は 12.17gだったので、純正スプールと比べて 1.23g軽いという事になりますね。

 

ライン巻上げ

XBRAID UPGRADE X4 を 110m巻いてみました。

ライン込の重量

ライン込の重量 16.7g

ライン込みの重量で 16.7gでした。
糸巻き量が少ないので、キャスト時の目減りも考慮してかなりの軽量スプールになりますね。

 

実釣にて

 

19アンタレス用は、シャンパンマットゴールドのスプールなので純正スプールとの区別も付けやすく、なかなか好印象ですね。

Revスプール TypeB

Revスプール B-Spec

実釣に行ってきました。河川で軽めのルアーを中心に、色々投げてみました。

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サイドキャストの精度が上がったような気がします。スプールがスムーズに回転し、低い弾道でルアーを打ち込めるのが良いですね。
やはり、34mmスプールは使い勝手も良いですし、糸巻き量が減ったので低慣性でスプールを回せるメリットは計り知れないと思います。

その後、港湾部に移動し 13gのブレードベイトも遠投しましたが、やっぱシマノの遠心ブレーキは気持ちよくキャストできますね。

 

低い橋桁の下もノーストレスで投げ込めるし、飛距離も十分だし、使い勝手が抜群に向上した 19アンタレスになりました。