RX100M7で釣り場を撮影してみた。
RX100M7 撮影テスト
昨日届いたカメラ 『サイバーショット DSC-RX100M7』のカスタマイズも終わり、色々と実験的に撮影して見ました。
ストラップの購入
今回は、動画撮影もしようとシューティンググリップも一緒に購入したので、ストラップを検討して購入しました。
ハンドストラップ Peak Design CUFF
ネットで、RX100シリーズに合うストラップを調べ、レビュー記事などからオススメのハンドストラップを探しポチりましたが...
Peak Design カフの紹介記事で、
アンカーリンクス(AN-3の事)が新しくなり紐が細くなったので、RX100シリーズで使えるようになった。
との書き込みを見て購入したのですが...
届いた商品は、紐が切れるとのクレームで、アンカーリンクス AN-4に変更になってました。
画像引用: 2018 Anchor Update – Peak Design Support Center
紐が太くて、RX100M7のストラップホールに通せない...
付属のスプリットリングも付けたくない、『BOUZリング』を付けようかとも考えたし、返品しようか悩んだあげく...
自分は釣り師なので、『VARIVAS PEにシュッ』で潤滑し、ナイロンリーダー16LB(テグス糸)を先糸にして、アンカーリンクスAN-4を強引に通しました。
多彩な技を持つ、釣り師を侮るな(笑)
アンカーリンクス AN-4を RX100M7に通した状態
同様にして、シューティンググリップ (VCT-SGR1)にもセットしました。
Peak Design CUFF は評判通り、使い勝手も良く、最高のストラップでした。
フローティングベスト装着時に外せるのが便利です。
PORTER × SONYのケースとの、カラーマッチングもバッチリでした。
(NORTHFACEのケースに、RX100M6, M7 はファスナーがキツイので入りません。)
ショルダーストラップ Peak Design LEASH
シューティンググリップ (VCT-SGR1)を付けたり、フィルターを付けた場合などは、自分の持っているケースには入らないし、撮り歩きも考慮してショルダーストラップも追加購入しました。
付属の、三脚穴にセットするアンカーマウントだと、ヘックス(六角棒スパナ)がないと取り外し出来ないし、ケースにも入れられなくなる。
Amazonでポチった ストラップアダプター(1/4 ネジ)にアンカーリンクスを取り付け、三方向すべての装着状態がこちら
カメラ右側には、フローティングベストに取り付けるコネクティングパーツもセットしてます。
これで、斜め掛けで、横向きや、レンズ下にした状態でも、RX100M7を持ち運べるようになりました。
ライトな速射ストラップの LEASH も使い勝手は良いです。
ピークデザインの製品は使い始めると、手放せなくなる理由が良くわかります。
斜め掛けの際に使用している、簡易のカメラケースは ELECOMの物を使ってます。
撥水加工されているので、少しの小雨程度ならカバーできると思います。
また、ストラップに引っ掛けられるテープもあるので、紛失もふせげます。
リーズナブルな価格もうれしいケースです。
クイックチェンジフィルターアダプター レビュー
カメラのカスタマイズも一通り完成し、フィルターアダプターを購入したので、手持ちのフィルターを持って撮影に行ってきました。
滝の撮影
撮影機材をバッグに入れ、バイクに乗って、家から一番近い滝まで行って見ました。
三脚を忘れてたのに気づきましたが、シューティンググリップ (VCT-SGR1)がカバンの中に入っていたので代用することに。
上流部の滝は、水が少なかったので中腹部の滝を撮影
まずは、絞り優先/マニュアルフォーカスで撮影
マニュアルモードに替え、シャッター速度(13秒)を設定し、ND1000(10段)フィルターを取り付けて、シャッターショックを防ぐために、セルフタイマー(2秒)でパチリ
RX100M7からは、Bluetoothのリモートコマンダー『RMT-P1BT』にも対応しています。
RM-VPR1と違い、ワイヤレスなので、USB給電中でも使えるので星空撮影やインターバル撮影にも便利ですよね。
海と空の撮影
山の緑も撮りたかったのですが、雲が多くて青空が少なく撮影を断念、山から下りたら、太陽が出てきたので海辺に移動し、PLフィルターのテスト
青みがはっきりと出ますね。空は微妙でしたが...
いつも釣り場で偏光グラス越しで見ている、海の様子が撮影できました。
PLフィルターがあると、発色が綺麗にでます。
フィルターを使った感想
RX100M7でフィルターを使ってみて、撮影の幅も広がりました。M4使ってた頃の三段フィルターでは描画できなかった、高濃度のフィルターも使えます。
低濃度のNDフィルターは、動画撮影も考慮して、可変のNDフィルターを数種類ピックアップして増税前に購入しようと悩んでいる最中です。
C-PLフィルターは、可変NDフィルターと組み合わせて使うために、55mmの物をチョイスしました。単体で使う場合は、ステップアップリング(52-55mm)をセットします。
フィルターを交換しながら撮影していると、フィルターアダプターの付け替えが面倒でした。特にC-PLフィルターは、太陽の位置で濃淡を回転させて調整するので、取り外しが面倒なのと、手を滑らせると、フィルターに指紋が付いたりするので...
フィルターアダプターは、複数枚必要だと感じました。
でも、結構いい値段なんですよね。「商売上手だなぁ~。」
(現在、売り切れ中です。) ← 秋の紅葉シーズンまでに欲しいなぁ
ただ、コンパクトボディのRX100M7に、色々付けると本末転倒になりそうですが...
バイク釣行の撮影でも、バッグからすぐに取り出して撮影できるのが何よりのメリットですね。
釣り場での撮影
海に行って、パックロッドでチニング・ゲームをしながら...
今回は、撮影機材を持っているので、ルアーはこれだけ...
ルアーをぶら下げて、フォーカス追従のテストや...
近くにいた野生猫を瞳AFで撮影したり...
肝心の魚は、釣ってませんが...
(魚の写真が主目的なのに)
夜間撮影
最後に夜景のテストに行って...
常夜灯がある海岸も、ISO6400だとノイズがひどい。
M6以降、ワイド端で二段ほど絞り値が上がったので暗い場所では少し辛い
今度はテレ端で、遠くの堤防にある左げん標識を撮影して見ました。ISO6400だとノイズは酷いですね。
AFのコントラスト検出方式が、425点に強化されたので、M6よりは、少しの明かりでもピントを合わせられる様になった感じがします。
(暗い夜間では位相差検出方式は使えず、コントラスト検出方式が主となります。)
この強化ポイントも、今回買い替えの要素の一つだったので...
月を撮ってみました。
テレ端 200mmだと、ファイルサイズをSにしているので 2倍のスマートズームになります。
全画素超解像ズーム(クロップ)で4倍に、シャッタースピード上げるの忘れてたけど、画質が落ちないのでトリミングすれば使えそうですね。
色々検証してみて、釣りで使えるカメラなのを、改めて確認してきました。
RX100M6とそんなに変わってないけど...
大体良く使う機能も絞られてきたので、マイメニューとファンクションメニューを登録してセッティングは終了です。
設定が終わったので、仕事帰りにお城に行って撮影してみました。
撮影用の機能の呼び出しが楽になったのですが、機能が多すぎてカスタムキーが足りないです。
マイメニューの一番最初に、カスタムキー設定を入れて、撮影シーンに応じて切り替えて使っていますが、せめてAEロックボタン位は欲しいです。
マイメニューが出来たので、ファンクションメニューは諦めれるので、せめて静止画撮影などでは、fnボタンにもカスタム設定が出来るようにして欲しいなぁ。
「リアルタイムトラッキングAF」が搭載されたので、RX100M6 まであった「中央ボタン押しロックオンAF」設定が、RX100M7 では無くなりました。(マイメニュー登録で、悩みました。)
「リアルタイムトラッキングAF」は、スポットAFや中央重点、ゾーンAF等を使わずに、被写体にタッチするだけでトラッキングAFが開始し、シャッター半押し中にトラッキングを続けます。すごく便利になりました。
詳細は、僕が説明するより、ソニーショップ☆テックスタッフさんのブログを見てもらった方がわかりやすいです。
次こそは、魚釣って写真撮らなきゃですね。