Spider's Fishing Blog

愛媛在住シーバスアングラーのブログです。

下町スプールでぶっ飛ばせ【18アンタレスDCMD】

下町スプールでのキャスティング その2

前回のテストにて、17エクスセンスDCユニットにて不安定になったXPモードを補正するべくブレーキ・リングを取り付けてみました。 

ネットを見る限り、自分がブレーキリングの必要性を感じたように、様々なベイトキャスターがブレーキリングの取り付けを試行錯誤されています。
やはりテストしてみた結果、17エクスセンスDCユニットを使う限りブレーキリングは必要だと思います。

 

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下町スプールの詳細については下記を参照してください。

Gran Blue Link

ブレーキリング・アタッチメントの設計~製作

17エクスセンスDCユニットを使う限り、ブレーキ力を補うためにも、ブレーキリングの装着を免れませんでした。
DCMDユニットをご利用の方はブレーキリングは無くても、ブレーキ力がマイルドになるので、そちらの方が扱いやすいのではと考えています。

 

真円度が高くて、かつ強度が強い、軽く、加工もしやすい素材は無いものかと...
直ぐにピンときたのは、ドライカーボン・パイプでした、これしか無いと確信して部材発注を行っていました。

国内のメーカーだと結構良いお値段なので、コスパに優れる中華製カーボンをチョイスしました。
中国からの海外便だった為に、到着までに幾分時間が掛かってしまいました。 

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径と厚さの異なるドライカーボンパイプを二組用意して切断(mm単位で切るのが難しい)、断面を綺麗に研磨すれば、寸法精度が良いので、きっちり差し込めます。
外れない様にエポキシで接着すればアタッチメントの完成です。

 

内側にブレーキリングを挿入すれば完成です。

ブレーキリング取付加工

ブレーキリング取付加工

ブレーキリングとのクリアランスもきっちりしていて、ズレることも無くきっちり納まりました。最終的には 1.82gになりました。

もっと軽量化(1.62g)した物も作成しましたが、取り付けに少し不安定なので、高さを少し増やした結果 0.2g増になりました。

 

アタッチメントの取り付け方法

アタッチメントは、調整の為に取り外しができるように、粘着剤を使用する事にしました。

粘着剤は、StreamDriverさんに教えてもらった、セメダインBBXを購入。

BBXの詳細や特性は業務用ページに記載されています。

ブレーキリングとアタッチメントの接着(仮固定)にもこの粘着剤を使用しています。

 

セメダインBBXをアタッチメントの下側に塗って30分位放置して乾燥後、Revスプールに差し込みました。

 

この時、取り付け時にブレーキ・リングがマグネットに引き寄せられるので中心が出しにくく、Revスプールに接着しているマグネットを再び取り外し、センターが出る様に中心にブレーキリングを取り付けし、ガタが出ないか確認します。

 

あくまでも調整用の為に取り外しできるように、仮固定しているだけだったのですが、思わぬ作用が...

PEラインを巻くと、Revスプール中心部の8カ所のブランキング穴からはみ出たラインが、ブレーキリング・アタッチメントの外周を固定する役目を果たし外れなくなりました。

アタッチメントの脱着に、ラインを抜き取る手間が掛かりますが安定した固定が出来るので良しとします。

リサイクラーDSフル装備

リサイクラーDSフル装備

家では DAIICHISEIKO リサイクラーDSフル装備を使っているのでラインの巻替えは簡単なのですが...

カーボンとは言え、ある程度の重さ(比重 1.5~1.7)があるので少しでも軽量化の為に、ブランキング(8穴)する考えでしたが、この作用の為に断念しました。

 

最大3万RPM(回転/分)を超える速度でスプールが回りますから、素材や製法にはこだわって製作したつもりですが耐久性は保証できません。

 

なお今回の記事に関し、上記回転数を保障するものでも無く、オススメする内容でもありません。
万が一外れた場合リールが壊れたり、ケガをする恐れもあります。
(3万9千RPM回るとなると、瞬間時速は約 270km/hにもなります。)

※ スプールの改造は、事故責任の上で行って下さい。万が一の場合でも当方は責任を負いません。

 

カーボン造形できる3Dプリンタがあればどんなサイズでも製作可能なのに、高価(250万~1,000万)な3Dプリンタは持ってませんし、カーボン・フィラメントも高いし...
あぁ...これがあればルアーも出来ますよね~、絶対に買えませんが(笑)

 

スプールにブレーキリング・アタッチメントをセットして組み上げです。 

Revスプール完成

Revスプール完成 16.86g

前回の15.0gから 16.86gになりましたが、DCユニットの安定化につながりますね。 

Revスプール+PEライン

Revスプール+PEライン(23.89)

ライン巻いた状態で、DCMD純正スプール比で 5.9g軽くなってます。

 

使用したロッド

  • 18 WorldShaula 17114R-2
    今度こそ、4パワーで全力で投げれます。

 

ルアーのキャスト

EXSENCE DCユニット

  • PE #1
  • XP#2~#1

テストは出勤前キャスティングで、ブレーキリング無しではピーキーだったXPモードが使えるのかを確認。

本気では投げにくいパックロッドでも余裕の 100m超え

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無風の状態だと XP-#1だと糸浮きが出て高速バックラしますが、XP-#2だと糸浮きが出てもきちんと補正され、いつものDCブレーキらしいキャスティングができました。

 

ただ、ほんの少しブレーキが少し利き過ぎているのかなぁ...と感じたので、セッティングを微調整して Ver1.0アタッチメントの完成としました。

 

前回中断したルアーとシンカー

この日は微風で向かい風の状態、寝過ごして早朝から行けず予定もあったので、色々試したかったのですが、ジグのみ投げてみました。

  • シマノ コルトスナイパー TGピットブル (29g)

コルトスナイパー TGピットブル (29g)

コルトスナイパー TGピットブル (29g)

三投平均で 110.9m

ワールドシャウラ17114Rだと硬すぎですね。

 

  • シマノ コルトスナイパー TGピットブル (40g)

コルトスナイパー TGピットブル (40g)

コルトスナイパー TGピットブル (40g)


三投平均で 
120.9m

この位の重さからロッドが曲がっている実感があります。

 

  • FUJIWARA カラーシンカー ナス 8号 蛍光

    FUJIWARAって小沼さんのZAMSリリック作っているメーカーさんですよね。
    初めてホームページにアクセスしてみました。

Fishman代表の赤塚さんが 「BRIST MARINO 106MH」で100mチャレンジした時に使っていたシンカーです。

自分の住んでいる地域では取り扱っている釣具店がなかったので、ネット通販で取り寄せました。 

8号カラーシンカー

8号カラーシンカー

頑張って投げてみましたが...

8号カラーシンカーの飛距離

8号カラーシンカーの飛距離(110.3m)

ブレーキリングを実釣に合わせ、少しマイルドな方向に調整したのもあるのか、思ったほど飛距離がでませんでした。最長で 110.3mでした。

後、ワールドシャウラ17114Rの4パワーでは、30g程度のウェイトではロッドを曲げこんで投げる感覚が乏しいですね。

 

Revスプールの評価

軽量になったスプールでの飛距離に大満足です。

 

一言でいって、下町ロケット

最終的に純正比較(PE満タン)で、約5gも軽くなったスプールから弾き出される弾道が、低くて真っすぐで終盤に伸びていく感覚がすごいです。

 

世のベイトキャスターたちがスピニングを使わなくなる感覚が良く分かります。
投げてみて、スピニングタックルを凌駕してると実感できます。

 

実釣でも使って見ましたが、軽くなった分アキュラシーは良くなりました。
橋桁の中もラインが浮かず綺麗に投げ込めます。
スプールが軽いので、ノーサミングで着水させても、バックラッシュがかなり少なくなってナイトゲームでも快適に使えます。(ホゲたので魚は釣ってません。)

 

ジグやシンカー等は、18アンタレスDCMDユニットは適度にブレーキが弱くなり使い勝手は上がりました。
回転しやすいジョイントベイトを投げると制動力が足りず飛距離がでませんが、まあスプール剛性を下げてまでジョイントベイトは投げないので、このケースは純正スプールとDCMDユニットを使います。

 

下町スプールの価格

正直に言いますが、このスプール結構良いお値段がします。
Revスプールの価格が公開されていました。24,000円(税別)です。

 

取り付けるためには、マグネットを移植する為に【Revスプール + 純正スプール】の値段になります。

DCMD純正スプール(9,200円(税別))を流用すると 合計: 36,520円(税込み)になります。
軽く中堅のベイトリールが購入できる位の金額になることを覚悟してください。

マグネットだけ利用したい場合は、DCブレーキリール最安値のSLX DCのスプールから流用できるので、少しはコストカットできると思います。


Revスプールの初回ロットは80個出荷されたそうなので、発送前位からオークションなどの中古市場からアンタレス三兄弟のスプールが消え去りました。(自分はかろうじて1個Getしました。)

 

 

ブレーキリングを取り付けるには、先行テストされているベイトキャスターさん達のブログやSNSを見ていただくのが手っ取り速いと思います。
自分のやり方ではコスパが悪るいかも知れませんね。

 

DCブレーキユニットの凄さ

今回の改造で試行錯誤するうちに、シマノの設計の凄さに驚かされました。実にきめ細やかにDCブレーキの設計をされてます。


汎用機から、高級機まで差別化できるように一つ一つのパーツがこと細かく設計されています。

はっきりしたのは 18アンタレスDCMDは、やはり汎用リールだったと確信が持てました。
ブレーキが強めに掛かるようなデチューンが細部に見られました。
ビッグベイト(ジョイント系)投げるのには、最適なベイトリールなのにね。

 

DCブレーキ道」奥深しです(笑)。

 

振り返ってみて

しかし、サワラボイルに届かなかった屈辱から、EXSENCE DCユニット換装に端を発し...

 Revスプール

今回の材料を含め、18アンタレスDCMD XD がもう一台買えるくらいの投資をしている事に気が付きました。汗...

今回の改造中に更に恐ろしい魔改造が、頭を過ってしまい...また散財しそうです(笑)。

 

 

世界で初めての、カスタムDCスプールが個人の発想と努力によって発売になりました。

応援する意味で、この企画に乗っかってみましたが...
ネット界のベイトキャスターの方たちともお知り合いになれたし、なによりワクワクして非常に楽しかったです。

 

今回の実験を踏まえて、DCユニットでPE用の制御の仕方も確信が持てたので、少し踏み込んでみた var2.0スプールも機会があれば公開します。

 

18アンタレスDCMDに飛距離を求めて試行錯誤し、ついに究極の軽量スプールに出会う事ができ、スピニングタックルを凌駕する飛距離を手に入れ、投げるたびにワクワクする経験はプライス・レスですね。

次は、19アンタレス用のスプールの完成をお待ちしています。

物欲は続く...

ただ...
ベイトタックルでひたすらぶん投げていると、赤シャウラ 17113R-2が欲しくなりますね。
手持ちのツアーエディション1753Rだとパックロッド特有の継の多さとテーパーが変わる違和感があり、全力で投げにくく、飛距離が出せないと感じます。


2パワー(Max30g)だと少し弱く、4パワー(Max80g)だと強すぎるんですよね。
4パワーだと投げられる気持ちいい領域が50~60gとかなんで...

赤シャウラ 17113R-2 高弾性*1なので、2パワーより強く、他の 3パワー(Max40~50g)より弱い(Max35g)設定なので投げるサイズのルアーにジャストフィットなんですよね...

 

2021年はシマノ100周年なので、スパイラルXコアに ナノアレイ® 55t (M55X?)をバットセクションに使えば New 17113R が出来そうなんだけど、シマノさん作ってくれないかなぁ

 

 

*1:自分の記憶が確かなら ティップセクション 30t / バットセクション 50tカーボンがメインのブランクス

下町スプールで投げてみた!!【18アンタレスDCMD】

下町スプールでのキャスティング

先日組み上げた、下町スプールこと Revスプール。

台風接近で投げられなかったので、小雨だったけど風の弱い日を見込んでテストに来ました。

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Revスプールの詳細はココからご覧ください。 

Gran Blue Link

 

使用したロッド

  • 20 WorldShaula 1832R-2
  • ライン シマノ タナトル4 2号-160m
    リーダー30LB(ナイロン)

 

ルアーのキャスト

使用DCブレーキ: EXSENCE DCユニット

  • PEモード #1~#2
  • XPモード 4~6

計測に使かう プロックス ICデプスチェッカーですが、過去にサーフで水没させて乾燥後には使えていたんだけど、久々に電源入れようとしたら壊れてました。
しかたなくAmazonで探していたら中国製の互換機が出ていたので買ってしまいました。

 

この日の天候は曇り時々小雨、風は無風に近く体感できる風も無く蒸し暑い...

 

8gのルアー

まずはロッドの下限値に近い8gのルアーを投げてみます。

  • DUO Bay RUF MANIC95 (8g) 

マニック95(8g)キャスト

マニック95(8g)キャスト

三投平均で 47.3m

軽いルアーはスプールが 6.6gも軽いので流石に伸びますね。
弾道も低く真っすぐに投げられます。

 

15gのルアー
  • シマノ サイレントアサシン99SP (15g) 

サイレントアサシン99SP(15g)キャスト

サイレントアサシン99SP(15g)キャスト

三投平均で 55.4m

 

三投目にバックラッシュを解いていて、たるんだラインが足元の牡蠣殻でダメージを受けてPEラインを10mほどカット、その後再びバックラを解いていて、ラインがほつれてさらに10mカット

ブレーキセッティング: PEモード#1だと不安定になってきました。

試行錯誤しながら 最大 58.5m

 

20gのルアー
  • シマノ サイレントアサシン120F (19g) 

サイレントアサシン120F(19g)

サイレントアサシン120F(19g)

三投平均で 60.5m

もう少し飛ばせると思っていたのですが...
ミノーは空気抵抗が大きいのでバラついてきますね。

 

  • 6角オモリ8号(約30g)

6角オモリ8号(約30g)キャスト

6角オモリ8号(約30g)キャスト

ココから飛距離を出そうと XPモードに切り替えXP #1~#3はシビアでバックラッシュします。
色々試しながら、最後は高切れで8号シンカーを失ったので中断...

 

これからロッドを 17114Rに替えて投げる予定だったのですが,,,
本当はDCMDユニットに交換して投げ比べもしたかったのですが、糸巻き量も減ったので断念しました。

 

中断したルアー
  • シマノ コルトスナイパー TGピットブル (29g)
  • シマノ コルトスナイパー TGピットブル (40g)

と続く予定でしたが、上記のルアー(ジグ)の、キャストを中止しました。
やはり、EXSENCE DCユニットのXPモードがピーキーすぎて、飛ぶ設定を見出すことができませんでした。

 

やはりブレーキ・リングの装着を検討してから、改めて投げてみたいと思います。

 

DCMDユニットでの使い心地

ラインを巻替えて、翌日の早朝、もう一度テストに行ってきました。
DCMDユニットとEXSENCE DCユニットを付け替えながらテストしてみました。

今回は風があったので、飛距離の計測はしていません。

DCMDユニットに交換

DCMDユニットに交換

砂浜でユニット交換するのは、ネジを無くしそうで怖いです。

 

DCMDユニットだと、EXSENCE DCユニットと違いブレーキ・リングがない場合だと、ブレーキが弱まり使い勝手は良くなったと感じました。

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フグが釣れたのは笑いごとですが、15gのルアーもブレーキがマイルドになる事で投げやすかったですね。

ワールドシャウラ17114Rで、8号シンカーを逆風、順風方向にぶん投げても、いつも感じる断続的に On/Offするようなブレーキの介入も感じられなくなり、下町スプールの方が純正スプールよりも投げやすい印象でした。

第一精工 MCサンドポール

第一精工 MCサンドポール

DAIICHISEIKO MCサンドポール8644

今回は2本のロッドを持って行ったので、第一精工の新商品【MCサンドポール】を持ち込みましたが、軽くて使い勝手の良いロッドホルダーでした。

 

今回のまとめ

軽量になったスプールでの立ち上がりには大満足です。
純正比較で 6.6gも軽くなったスプールから弾き出される弾道が、低くて真っすぐで終盤に伸びていく感覚が気持ちいいですね。

  

17エクスセンスDCのユニットだと XPモードがピーキーになり、下から3段階位のブレーキ設定は使えなくなりました。やはりブレーキ・リングは必要かもしれませんね。


そこで、ブレーキリング装着用のアタッチメントの設計をして部品発注しました。
部品は中国から国際便で送られてくるはずなので、月末頃には部品が届くのでアタッチメントの制作をする予定です。

 

ただ、根掛かり時のラインカットには十分注意してくださいね。
ブランキング・スプールでロックしままラインカットすると歪む恐れがありますよ。
純正のスプールより軽くなった分、剛性は下がってますから。

 

 

次回は、ブレーキ・リングを取り付けて再チャレンジしてみます。

 

 

下町スプールが届いた!【18アンタレスDCMD】

下町スプールの誕生

うちのブログに遊びに来てくれた 逆張りメロンさん

彼が一年以上の情熱を捧げ、大田区の工場で削り出された高精密・超軽量 DCスプールで、世界初のカスタムDCスプールが誕生しました。

そんな巷で話題になっていた「下町スプール」を予約していました。

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製品版が完成し自宅に届きましたので、ファースト・インプレッションを行いたいと思います。

 

 

下町スプール【Revスプール】の詳細については 逆張りメロンさんのサイトをじっくりご覧ください。

Gran Blue Link

 

Revスプールの種類

Revスプール

Revスプール TypeB

18アンタレスDCMDや、18~19カルコンDC 200の 200番リール(38mmΦ-22mm幅スプール)に対応しています。

  • TypeA レーシングスペック
    糸巻量: PE2.0-100m (50番サイズ?: ナイロン10lb-100m) 
    最も肉薄のフィネススプール
  • TypeB ミドルスペック
    糸巻量; PE2.0-160m (150番サイズ: ナイロン16lb-100m) 
    中厚のシャロースプール
  • TypeC パワースペック(標準DCMDスプールと同じ)
    糸巻量: PE2.0-210m (200番サイズ: ナイロン20lb-100m) 
    最も肉厚

Revスプールには 現在 3種類のスプールがあります。
糸巻量に合わせ、肉厚を変更しているので TypeAが最も軽量なスプールになります。

 

自分が購入したのは、実用と飛距離のバランスの取れた 150番サイズのミドルスペック TypeB(PE2.0-160m) を予約購入しました。  

Revスプール

Revスプール TypeB

Revスプール TypeB 9.3g

Revスプール TypeB 9.3g

箱出しの何もつけてない状態で 9.3gと圧倒的に軽いです。

 

シマノ DCブレーキとは

ココで、DCブレーキについて、おさらいしてみましょう。
この動画は非常に分かりやすく説明しているので、これを参考にしてみましょう。

DC(デジタルコントロール)ブレーキは、ラインの放出状況、つまりスプールの回転変化を瞬時に感知し、ブレーキをデジタルで制御します。

ブレーキの強弱を瞬時に調整できるため、驚異の遠投性能と対バックラッシュ性能を実現しました。

例えば、スプール回転が急上昇するリリース直後はほぼノーブレーキで、回転がピークに達したところでブレーキ力が急激に立ち上がり、その後は必要最小限のブレーキ力を適宜加える…といったコントロールを自動的に行い、飛距離を大幅に向上させることができます。

また、向かい風による失速など、スプール回転数にイレギュラーな変化を検知した場合には、瞬間的にブレーキ力を強めてバックラッシュを回避。

さらに「最後のひと伸び」を確保するためにブレーキ力を断続的にゆるめたりと、従来のシステムでは考えられない高度な制御を自動で行う、最先端のブレーキシステムです。

 

シマノ テクノロジー DCブレーキ

 

DCユニット基盤の中には銅製のコア無しインダクタ(コイル)が複数(5個?)入っていて、ユニットの内側には、スプール芯に取り付けられたマグネットによって発電した電気(電流)を蓄えます。

難しそうですが、昔の自転車の前輪に付いていたライト用のダイナモ(発電機)と同じ構造です。(中で磁石回してます(笑))

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ブレーキ作動時には、その蓄えた電気(電流)をインダクタ(コイル)に流します。

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動画の画像から インダクタ(コイル)に流れる電流に、アンペアの「右ネジの法則*1を当てはめるとスプールに対しての外側方向に磁界が発生します。 

スプールの構造(DCユニット側)

スプールの構造(DCユニット側)

コイルから発生した磁界の中を、スプールに取り付けている磁性体であるブレーキ・リング(SUS400系?)が通り抜ける事により抵抗が掛かりブレーキとなる仕組みです。

ブレーキ・リングだけではなく、通電したコイル内側はS極になるので、マグネットのN極が引っ張られ抵抗となり、コイルの内外からもブレーキを掛ける事が出来ます。
 

これ等の動作をマイクロコンピュータを用いて、短い時間(1/1000秒)で切り替えて制御しているのです。

言い換えれば、学生の頃にならったフレミングの「右手の法則」と「左手の法則」を瞬時に切り替えているんですよね。この回路設計した人は凄いですね。

 

DCユニットの弱点は、機構が複雑でスプールの中心部に重いマグネット(5g)と金属のブレーキ・リング(1g)の二つ(計6g)の重量物を組み込まなければならず、スプールの重量増加と、糸巻量が少なくなり深溝スプールが作成できない構造になってます。
その結果、軽量ルアーは投げにくいスプールとなります。

  

スプールの中心には、特殊なマグネット(両面8曲マグネット)を使用している為、各チューニングメーカーさんも、DCリール用のスプールを制作していない最大の理由になります。

両面8極マグネット

両面8極マグネット

製造元のシマノでさえ、夢屋から DCブレーキリールのスプールバリエーションを出さないですから...

 

これは逆張りメロンさんも懸念している点ですね。

スプール製作の壁 シマノDCブレーキシステム

 

また、PEラインを用いたキャスティング用途だと、DCブレーキの制御が強すぎて飛距離が出ないジレンマに陥りやすいですね。 

構造さえ理解できれば、DCブレーキを弱める方向にチューニングする方法は見つかるはずです。(要望や機会があれば公開しますが...)

 

Revスプールを使うための準備

Revスプールは、スプール本体とシャフト、スプールクラッチピンで構成されています。
ですので、購入しただけでは、リールに取り付け出来ません。

 

純正スプールから、ベアリング、Oリング、マグネットと金属のブレーキ・リングを外します。

ベアリングの取り外しには、スプールクラッチピンをベアリングリムーバーで外します。

純正スプール(ベアリング側)

純正スプール(ベアリング側)

純正スプールに付いているスプールクラッチピンは使用できません。(径が違います。)
必ず、Revスプールに取り付けてあるクラッチピンを取り付けて下さい。

 

マグネットの取り外し

次に、Oリングを外し、マグネットの取り外しです。

純正スプール(マグネット側)

純正スプール(マグネット側)

マグネットは直径が9.5mmあるので、エンジニア ネジザウルスXP PZ-56(3~10Φ)がオススメです。ネジザウルスの先端はラウンドしているのでズレにくいので傷がつくリスクを抑えることができます。

ネジザウルスでマグネットの取り外し

ネジザウルスでマグネットの取り外し

また傷が防止の為にもあて布をして、やさしく左右に捻るだけ、動きだしたら手で回しながら引き抜けば、取り外す事ができます。
(粘性の高い白色の接着剤で取り付けされています。)

 

取り外した マグネットの重さは 約5gもありました。

スプールの切断

スプールの切断

なお、金属のブレーキ・リングをスプールから取り外す際には、純正スプールを切断する必要があります。切断してからの方がマグネットも取り外しやすいです。

 

ブレーキリングの取り外し

ブレーキリングの外し方について質問があったので記載します。

上記のスプールを半分に切断した状態からの作業とします。
(分解していた時の工程を、写真に残せばよかったのですが...)

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スプールはおおむね超ジュラルミンで出来ています。
超ジュラルミンは硬質な為、曲げると破断する性質があるので、そこを利用します。

  1. ピンクのラインのように放射状にハサミでスプールを切断します。
    写真では8カ所を切っていますが、もう少し細かくても良いです。
    放射状に切るのが重要です。
  2. 1カ所(写真では9時方向)を2mm幅位にハサミで切ります。
  3. 2で切った薄い幅の所を外側(スプール軸方向)に倒すと破断します。
  4. 3で隙間が2mm位空くのでそこに糸鋸で、スプール中心部を引きます。
    スプールは0.5mm厚位なので0.3mm位キズを付けるイメージです。
  5. その後、写真の7時半方向の部分をペンチでつまみ
    スプール中心部に向かって鋸で傷をつけた方向に引き裂きくように曲げていきます。(ダメな場合は 10時半方向でもう一度できます。)
  6. 鋸で傷をつけた所が裂けてくるのでブレーキリングが剥離してきます。
    剥離部分からめくるように剥がして行けばブレーキリングを傷つけずに取り外しできます。
  7. うまく裂けなかった場合は他の部分を使って 2からやり直してください。

この様にして自分は外してます。
剥がしたブレーキリングをシンナーで洗えば元の接着剤が取れるので完成です。

※これは、あくまでも自分のやり方です。失敗してもクレーム等は受け付けません。 

 

 

事前の情報で、ある程度想像はしていたのですが、自分の購入した TypeBスプールはスプール内部の直径が合わない為、ブレーキ・リングの取り付けが出来ません。

Revスプール TypeB

Revスプール TypeBにはブレーキ・リングが付かない

※ 製品の取扱説明書に、きちんと説明書きが記載されています。

同様に TypeAスプールも浅溝なので取付できません。

 

TypeCスプールだと DCMD純正スプールと同じ糸巻量(直径)なので取り付けが可能です。

このブレーキ・リングが無いとブレーキが掛からない訳ではありませんが、付けないとDCブレーキの利きが少し弱くなります。
 

アルデバランBFSスプールみたいに、スプールのブランキングを施していない所を作れば導体として抵抗になると思いますが...

アンタレスDCMD用 38mmΦの浅溝スプールの場合、DCユニットからスプールまでの距離が離れすぎになるので難しいでしょう。
DCブレーキのブレーキリングは磁性体なので、非磁性体のスプール(ジュラルミン)ではブレーキが弱くなるでしょうね。

 

アルデバランBFSスプール

アルデバランBFS ユニットレススプール

設計上、スプールの重量バランスを考えると左右対称にしたくなりますよね。
気持ちはよく分かります。 

 

とりあえず今回は、金属のブレーキ・リング無しで試して見ます。
スプールが軽くなった事と、糸巻量が減っているので、慣性重量の減少に伴いブレーキ力が下がっても、どのくらい相殺されているのかが楽しみですね。

二つのDCユニット

二つのDCユニット

DCMDユニットはブレーキが強めなので何とかなりそうですが、EXSENCE DCユニットでどのくらい影響が出るのかが課題ですね。
だめならNモード、Fモードなどのモノフィラ・モード使えば良いだけですから。


後はキャストしながら考えてみることにします。

 

今回、18アンタレスDCMDの純正スプールを使用しましたが、9,200円(税別)と高価なので、マグネットだけを流用する場合は SLX DCスプール 7,200円(税別)を使用すれば少しは安く上がります。ベアリングなどは別で準備しなければなりませんが。

 

スプールの取り付け

純正スプールから、取り外した部品をRevスプールに取り付ければ完成です。

 

マグネットの取付には、瞬間接着剤やネジロックが推奨されています。
シャフトとマグネットの隙間が割と大きかったので、ネジロックは止めて瞬間接着剤を少しだけ塗って固定しました。

Oリングは、Revスプールには必要ないとの事なので取り付けていません。

  

これでスプールが完成したので、重量を計測してみます。

DCMD純正スプール 18.9g

DCMD純正スプール 18.9g

Revスプール TypeB 15.0g

Revスプール TypeB 15.0g

ライン無しの状態で 15.0gと 純正スプールと比べ 3.9gほど軽い

 

初回は純正スプール(PE2-220m)と比較する為に、PEラインを同じ銘柄・号数(PE2-160m)を巻きました。

DCMD純正とRevスプールの比較

左 DCMD純正(29.8g) 右 Revスプール(23.2g)

巻いた状態でのウェイトは 23.2gでした。純正スプールとの差は 6.6gになりました。

 

しばらく使ってみて、最終的に PE1.5-200mでの使用を考えています。

 

18アンタレスDCMDに組み込んで...
さぁ準備万端

 

投げに行くぞ!! っと思ったんですが...
台風が接近中で投げられそうにありません。

 

週末アングラーなので、平日はなかなか厳しいですが来週末まで待てそうにないので、風のない日に早起きして投げてみます。

 

組み上げた翌日、我慢できず 17EXSENCE DCユニットを付けて 30分だけ試し投げしました。
スコーンと低い弾道で真っすぐ伸びて軽いスプールを実感、ブレーキが2段ほど上がる感じ、違和感は全くなかったですね。

 

キャスティング・テストです。

 課題も見つかったので、修正しながら投げてます。

ブレーキリングを取り付けてキャスティング・テストです。 

 

 

 

 

*1:ネジを回す方向が電流の向き、ネジが進む方向が磁界の向き

ランディングシャフト買い替え[G-FREE]

 

シマノ秋の新製品

シマノ秋の新製品が発売になりましたね。

今年の秋には、ワールドシャウラのロングロッド「ワールドシャウラBG」の発売だったのですが...

まさかの真っ赤なロッド、あのテクニカルエディションの大物用と言うことでしょうか?

はっきり言うけど『カッコ悪い!!』 ...要らないです(笑)

 

ZINITHの赤いショアジギロッド 『裂波 BANBA CUSTOM』のパクリかと思いました(爆)


正直『赤シャウラ 2953R-3』を手放さなくてよかったと思ってます。

ワールドシャウラ2953R-3

先代 ワールドシャウラ2953R-3

超赤シャウラのデザインでカーボンモノコック採用の 2953Rが出ていたら、買い替えていたのかも知れませんが...「真っ赤なブランクスは嫌いです。」

価格は、赤シャウラ 2953R-3だと 89,800円(税別)でしたので、ワーシャBGでは 64,000円65,900円(税別 2022年改定)▲25,800円 → ▲23,900円も安くなりました。
レインボーチタンコートとコルクグリップを止めるとこんなにも安くできるのでしょうか...

 

店頭に並びだして、重量も公開になりました。
赤シャウラ 2953R-3(215g)に対し、BG 2953R-3(245g)と30gも増加...

パーツリストも公開になったので見てみると...
ガイドがステン(PKTSG)になってます。スコーピオン2832RS-2 のように持ち重りしそうなスペックですね。

完全な廉価版ですね。安っぽい外観になりました。

 

バット部分だけは、新旧互換がありそうなので、海で使うのであれば EVAグリップは予備に欲しいと思いますが...

エクステンショングリップは、18,000円(税別)だと言うのに...
旧赤シャウラ 2953R-3のグリップ部分(#03V)は部品価格で 52,800円(税別)もします。
パーツ表を見てみると、ワーシャBGのグリップ(#03V)は想像どおりの 34,000円 → 37,400円(税別 2022年改定)でした。
 

 

前置きが長くなりましたが...

 

ランディングシャフト Gフリー

2020年秋冬モデルには、欲しいものが無かったので、ランディングシャフトを購入しました。 

Gフリー スペック

  • 発売: 2020年8月
  • 品番: 550
  • 全長: 5.50m
  • 継数: 10本
  • 仕舞寸法: 64.9cm (ボーダレス比 -7.6cm)
  • 自重: 410g (ボーダレス比 -6g)
  • 先径: 15.3mm
  • カーボン含有率: 99.6%
  • 本体価格: 38,500円 → 41,700円(税別 2022年改定)
  • 生産国; インドネシア

 

今まで使っていたランディングシャフトは、「シマノ 鱗夕彩 小継 玉ノ柄 500
黒鯛用のタモの柄で購入してから 10年以上は使い続けています。

鱗夕彩 小継 玉ノ柄とGフリー

鱗夕彩 小継 玉ノ柄とGフリー

先端のゴムキャップの接着が剥がれ回転してますが、全然使えてます。
使用感もシャキッとしていて 5m-355gととても軽量なランディングシャフトです。


残念な所は、仕舞寸法が 8本継-73.5cmと長いので、フローティングベストの背中のD環や、腰ベルト等に装着して、座った際に突き上げて外れやすいです。

過去に、渡船で座った際に海中に落下して、船の走る抵抗で引っ張られ、あやうく海に落ちる所でした(笑)

 

四国の瀬戸内側は、日本でも屈指の干満差があり、4mクラスのランディングシャフトでは届かない場面もあり、5m超えのランディングシャフトを必要とするシーンも多々あります。

 

自分がランディングシャフトに求める性能は、継数は多くても軽く、シャキッとしていてダルくない事、これだけです。


今まで、シマノではオシア・ランディングシャフトや、ボーダレス・ランディングシャフトなどの後継機種が発売されてましたが...
5.5mのモデルで継数が 9本だと仕舞寸法が長く(550-72.5cm)、購入に至りませんでした。

 

今回、発売のGフリー(550)は、仕舞寸法が 10本継-64.9cmになったので購入しました。

ランディングシャフト・Gフリー

ランディングシャフト・Gフリー

このランディングシャフトのブランクスは、スパイラルXコア(東レ ナノアレイテクノロジー)採用で軽く短く、伸ばした際のシャープな張り感と粘りもあり最強のランディングシャフトだと思います。

ただ、継数が多くなった事と50cm伸びたので重量が 410gと、鱗夕彩よりも 45gも増えてしまったのは残念な所です。

 

売れ筋No1の 「ダイワ ランディングポールII 50」(5.06m 9本継-70.5cm 587g) と比較すると177gも軽いのですから、高価なハイエンド・カーボンを使うと、これほどまでに軽量化できるという事になりますね。

 

組み合わせるネット

使用しているネットは、『COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス ロックタイプ Lサイズ』を使用しています。 

COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス

COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス

COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス

COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス

現行の 先端に樹脂製のマーキングプロテクターを被せたタイプでは無く、2015年に発売されたステルスブラック/ブルーアルマイトマーキングのタイプです。
(ナイトゲームでは、ネットまで黒いので見にくいですが...)

 

シマノの取付金具部分

シマノのランディングシャフトの凄い所は、ネジ部分が樹脂製なんです。
ネットを取り付けたまま車に放置したりしても固着しにくく、外れなくなったりする心配がほとんどないのが良い点です。

樹脂製のネジ部

樹脂製のネジ部分

 10年以上前に購入した「鱗夕彩 小継 玉ノ柄」や、磯釣りで使用していた 「プロテック 磯 玉ノ柄」の頃から樹脂製のメスネジでした。
当時は強度的に大丈夫なのかなぁと思っていましたが、10年以上使い続けても問題は全くありませんでした。

 

キャッチバー改の修理

モバイル釣行用の「tailwark - キャッチバー改 MICRO 420」は取付金具に「フレックスアーム」が固着したまま 1年以上立ってました。

 

今回ランディングシャフトを買い換えたついでに、キャッチバーMICROのメンテナンスも行ってみました。

ヒートガン

ヒートガン

キャッチバーから口金を、ヒートガンで加熱して取り外し...

固着した金具から取り外し

固着した金具から取り外し

ロッキングプライヤーや、万力、ドリルなどを駆使して固着を剥がしました。
お湯にドブ漬けや、CR-666等の潤滑剤もまったく効きませんでした。

 

口金は取り外す際に壊れてしまったので、大島製作所製の「軽い玉枠用パイプ口金」を新しく購入して取付けします。

キャッチバー修理

キャッチバー改 修理完了

キャッチバー改MICRO 420の先端部の直径は13.5mmなので、軽い玉枠用パイプ口金 14mmΦが適合しました。

大島製作所製の「軽い玉枠用パイプ口金」は最初に付いていた口金よりネジが短い為、少し調整が必要でした。径も思っていたより少し大きかったのでスレッド糸を巻いて隙間調整をして2液性エポキシで接着し、24時間硬化させ完成です。

最後に固着防止に特殊撥水グリス(DG14)をネジ部分に塗って完成です。

 

 

この様に固着しない、樹脂製のメスネジのメリットは計り知れませんね。


 

取り付けたオプションパーツ

フローティングベストのD環や、ベルトループへの取り付けは『PROX タモホルダーライト』を使用しています。

PROX タモホルダーライト

PROX タモホルダーライト

カーボン柄でカッコイイ、上位の『PROX タモホルダーV3 アジャスタブル』が有りますが、必要ありません。
ネジが緩むので、勝手に回転したり、ホルダー部分が短くなったりして落下しやすいので、すごくストレスになります。
使っていましたが、落下時にステーが破損して壊れてしまいました。

 

フローティングベストとの接続には、コアマン こだわりランヤード・ロングを使用しています。

 

 

保証書の注意点【2020年度より】

シマノ保証書

シマノ・ロッド保証書

お客様が保証書修理をご希望される際、

1. 保証書の原本、2.破損パーツ付製品、3.日付の記載があるレシートや納品書などの購入証明書をセットにして弊社アフター部門にお送りください。

上記3点が揃わない場合は無効とさせていただきます。

本証書のお取り扱い店控は貴店にて保管いただきますよう、お願いいたします。

2020年の製品から保証書を使用する際に購入証明書が必要となります。
今までとは、運用が変わっていますので新製品を購入した方はレシートなどの保管に注意してくださいね。

 

まとめ

割と高価なランディングシャフトですが、大事に使えば10年以上も使えるので、コスパは良いと思います。

 

ステッカーチューン

SPIRAL X COREステッカーチューン

ランディングツールはメモリアルな魚をキャッチする為に、大事なタックルですので、使い勝手の良い道具を使用したいと考えてます。

 

 

遂に入魂

 2020/10/24 ついに入魂しました。

シーバス 69cm

シーバス 69cm

ハマチ 78cm

ハマチ 78cm

青物は自分が釣ったのでは無く、娘が釣った魚ですが 6kgを超えた魚を掬っても、なんの不安もありませんね。安心して使用できるランディングシャフトです。

 

20スコーピオン 2600FF-5

20 Scorpion 2600FF-5

ご無沙汰しております。
ブログシステムの写真管理に不具合が出て、投降した写真が消えたりしているので、様子見で更新するのを停止しておりました。

 

過去のブログは、時間が有るときにボチボチと修復しようと考えてます。

 

完全に衝動買いです。

6月で「キャッシュレス・ポイント還元事業」も廃止になり、各QRコード決済のポイント還元率も少なくなる事だし...

「特別定額給付金」も入った事なので、7月になる前に、2020フィッシングショーで触って気になっていたロッドを購入してしまいました。


残念ながら、来年の 2021釣りフェスティバルは中止になってしまいましたが...

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スペック

世界各地でライトゲームを楽しむためのフィネススピニング旅先で気軽にライトゲームを楽しめる。

スコーピオンシリーズで最もカジュアルなフィッシングシーンを見据えたアイテム。マリーナ横で小型プラグに戯れる南洋魚や、エリアトラウトにも対応します。

  • 発売: 2020年5月
  • 全長: 1.82m(6ft)
  • 継数: 5本 (並継です。)
  • 仕舞寸法: 44.6cm
  • 自重: 110g
  • 先径/元径: 1.3mm/9.5mm(実測)
  • 適合ルアー: 2~8g ジグ: MAX40g
  • 適合ナイロン: 3~8lb
  • グリップ長: 182mm
  • エクステンショングリップ: Type-C適合
  • テーパー: FF(エクストラファースト)
  • カーボン含有率: 97.8%
  • 定価: 35,500円 → 37,900円(税別 2022年改訂)
  • ガイド 7個 (トップガイド SIC-J、その他は SIC-S)
    PLGST 6−1.4
    PKTSG 6S
    PKTSG 7S
    PKTSG 8S
    PKTSG 10S
    PKLSG 16S
    PKLSG 25SH

付属のロッドケース(ネオプレーン製)も使い勝手は良さそうでした。

 

組み合わせるリール

18ステラC2500SHG

18ステラ C2500SHGとのマッチング
  • 18 ステラ C2500SHG

2500のボディサイズで、1000番ローターなので少し大きいですが...
スコーピオンも少し重めなのでバランスが取れて良いかもしれません。 

夢屋のN4010スプールに、ナイロンライン 4LBを巻いてみました。

N4010スプールとC2000Sスプール

左 夢屋N4010スプール 右 C2000Sスプール

このサイズ(1000~C2500)のスプールは、40㎜径と43mm径の二種類があるので、ロッドのガイドセッティングによってはブランクスを叩く場合があるので注意してくださいね。

 

良かった点

3gジグヘッドにワームを付けて投げてみましたが、狙った所を正確に打ち抜けるし
シングルハンドキャストも簡単に決まります。

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ラッキークラフト・ワンダー60や、メバリング用の5~6g程度のミノーも気持ちよく投げられ、トゥィッチでのアクションもそつなく熟せます。

チニング用のポッパーも 6フィートのショートロッドでアクションを付けやすく、キャスト性能に関してはワールドシャウラに引けを取らないと感じました。

 

ショートレングスなのと、合わせたリールが少し重いので持ち重りも、特には感じませんでした。

マルチピース・ロッドなので少し硬目の印象は有りますが、曲がりはスムーズでキャスト時に突っ張ったり、引っ掛かる感じもありませんでした。

柔らかい#1から順に、#2、#3と強さを増しながら、もっとも強い#4に繋がります。

ただマルチピースロッドは強度が、構造上どうしても弱くなるのでランディング時は注意してくださいね。

 

黒鯛が多数群れていましたが、全くルアーに反応を見せないので、残念ながら魚を釣ることは出来ませんでした。

 

気になる点

ブランクス設計は青シャウラとほぼ同じで、バットのみスパイラルXとハイパーXのダブルX構造で、ティップはハイパーX構造のみのブランクスです。
このスコーピオン・ロッドはマルチピースなので、#4のみダブルX構造で作られていると思われます。

 

参考までに、青シャウラは晩年に発売された以下の 6アイテムのみが、バット部分スパイラルX のダブル構造になってます。

  1. 1581F-2
  2. 1631FF-2
  3. 1701FF-2
  4. 1754R-2

  5. 2702R-2
  6. 2704RS-2

それ以外のモデルのブランクスは、ハイパーXのみの構造です。

 

シマノのブランクスでは古い設計の為なのか、ティップ(#1~#2)が少しだるい気がします。
数年前に買おうとしていた「赤シャウラ 2650FF-2」よりも少しマイルドな印象ですね。

 

ガイドもステンSICで重いですし、調子も FF(エクストラファースト)と言っても、アジングロッドや、シーバスロッド等の高弾性でシャキッとした調子ではなく、可動域がベリー部までスムーズに入って行く、マイルドなトラウトロッドの調子なので、そう感じるのかもしれませんね。

スコーピオン・ロッドは、ガイド重量と厚い塗装の為、レングスが長くなればなるほど、持ち重りを感じやすくなるのも特徴ですね。

 

軽量なチタン・トルザイトのガイドに替えて、ティップセクションをシャキッとしたテイストにしたい衝動に駆られました。


スレッドがピンストライプの三色巻きなので、難易度は高いです。

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まぁ、1年位使って、保障が切れた頃にでもトライしてみようかなと思います...

 

使い道

数年前から、エリアトラウトにも行って見たいとの衝動から、このロッドを購入してみました。

テクニカルエディションは真っ赤で派手なので、エリアには持って行きたくないのもありますが(笑)...

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今年の秋からエリアトラウトや、来年の春の渓流解禁に使って見ようと思います。

でも、四国にエリアトラウトレイクは無いんだけどね(爆)

 

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自分は、ライトゲーム(アジング、メバリング)を全くしないので、釣行レビューはかなり後になると思いますが、何らかの魚が釣れたら、この記事に追記していきますね。

 

 

オールド・スコーピオン2652R-2 リメイク

99? Scopion 2652R-2

ステイホームの中、家を片付けていて出てきた スコーピオンロッド
余っているガイドに交換してリメイクして見ました。
 

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スペック

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スコーピオン
パワーNo.2(4~18g)2652R-2

 

スピニングロッドでありながらも、十分なパワーを持つのがこのグループ。バットにパワーがあるので、ビッグフィッシュのコントロールも容易です。2652R-2は重めのリグからキャロライナリグまでカバーします。

 SHIMANO 総合カタログ2000より引用

  • 発売: 2000年以前
  • 品番: 2652R-2
  • 全長: 1.98m
  • 継数: 2本
  • 仕舞寸法: 101.9mm
  • 自重: 120g
  • 先径/元径: 1.7/9.0mm
  • 適合ルアーウェイト: 4~18g
  • 適合ラインウェイト: 6~14lb
  • グリップタイプ/長さ: ダブル/240mm
  • カーボン含有率: 99.5%
  • 標準小売価格: 28,000円
  • 商品コード: 31748
  • ガイド: 8個 (YSGガイド)

上位機種には 『スコーピオンXT』2652Rで 35,500円があり、ハイエンドには『スコーピオンシャウラ』2652Fで 47,000円が有りました。

FEATURE

HI-POWER X 構造

HI-POWER X 構造1ピース、2ピース、4ピースに関わらず、ブランクにはハイパワーX構造を採用しました。ネジレに強く、軽くて高感度、しかもタフ。その強さは2ピース、4ピースといったジョイントをもつロッドの設計にも新次元をもたらします。

専用設計されたブランク

ブランクは 驚きの軽さを実現。
最外層をカーボンテープでX状に締め上げるハイパワーX構造はXTと同様ですが、その元になるブランクは、もちろん、すべてが専用設計。
特に軽さにおいては、目を見張るものがあります。
また、その滑らかなベンディングカーブは2ピースでも4ピースでも、とても自然な仕上がりです。
ジョイント部に関しても、ハイパワーX構造により強度的な信頼度を高めています。

ストレートタイプのコルクグリップ

手のひらへのなじみのよさ、滑りにくさ、そして使う人のフィーリングを重視して、グリップには、天然素材のコルクを採用。ロッドの長さに応じて3種類のサイズを設定しました。

SICリングガイド

高密度エアロガイドシステムで高バランスを実現。
ガイドはステンレスフレームのSICリング。
フレームはシックにガンスモーク。
取付位置は、シマノのノウハウを生かした、高密度エアロガイドシステム(YSGガイド)を採用しました。
1ピース、2ピース、4ピースとも、ハイパワーX構造によるブランク性能をフルに発揮するために、取付位置とサイズを厳選、高バランスを実現しました。

ニュータイプ2ウエイアジャスタブルハンドル

リールの脚の大小に対応し、かつどちらにセットしても、パーツの隙間やギャップを可能な限りなくした、ニュータイプの2ウエイアジャスタブルハンドルを採用。
剛性もアップして、これまで以上にリールの固定力が増し、感度も飛躍的に向上。
タックルの周方向のホールド性がアップする、断面が縦に長い楕円形状のリールシートはXTと変わりません。

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2ウエイアジャスタブルハンドルリールの脚の大小への対応を可能にしたのが、シマノの2ウエイアジャスタブルハンドル。
フロントグリップをリセットして180度回すだけでOK。S、Lポジションのどちらもリールをセットしたときの隙間が、握る手に与える影響を極力なくした独自の形状です。

もう一つのスコーピオン

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  • 発売: 2000年以前
  • 品番: 1602R-4
  • 全長: 1.83m
  • 継数: 4本
  • 仕舞寸法: 49.6mm
  • 自重: 95g
  • 先径/元径: 2.0/9.0mm
  • 適合ルアーウェイト: 5~20g
  • 適合ラインウェイト: 6~14lb
  • グリップタイプ/長さ: プラス/183mm
  • カーボン含有率: 99.0%
  • 標準小売価格: 31,000円
  • 商品コード: 31724

当時は珍しいパックロッドでした。

滋賀に長期出張の際に隠して持って行ってました(笑)
当時使っていたリールは、『スコーピオン クイックファイヤー』と『ABU アンバサダー 4600C ジルローランド』でした。

このロッド、滋賀から帰って数年後に某オークションサイトで売りに出したら、35,000円で定価より高く売れました。

 

ガイドシステム変更

オールドスコーピオン 2652Rに、ガイドシステムは、FUJIタックルの Kガイド(SIC-J)を取り付けました。

  1. T-KGST 7‒1.8 トップガイド
  2. T‒KTSG 7
  3. T‒KTSG 7
  4. T‒KTSG 7
  5. T‒KTSG 8
  6. T‒KTSG 10
  7. T‒KLSG 16
  8. PKLSG 25H
    17 DIALUNA MB S706L-4 から流用 

ティップセクションは すべてチタンガイドで 初代EXSENCE S902ML/AR-Cの破損したロッドから取り外した物を流用し、バットガイドは ステンレスで 17 DIALUNA MBからから取り外した物を流用しました。
足りない分(T‒KTSG 10)だけ購入しました。 

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最小ガイドの径は、7mmΦで、PEでのリーダー結束部や、スナップやBOUZリングも通せる様にセッティングしました。
ガイド個数は、8個でオリジナルの Yガイド個数と合わせ、取付位置だけ見直して、PEラインで軽めのルアーを投げる為に通常より 1個多いセッティングにしました。

 

スレッドは、JustAce ダルスレッド(ポリエステル) 155:Palace Red (Aスレッド)の単色で巻きました 

DULL THREADS|カスタムロッド|ジャストエース

 

コルクグリップ補修

庭の倉庫に眠っていたので、コルクは真黒く汚れ、目抜けも酷かったので、シンナーで洗浄しサンドペーパー#400で荒砥しました。

いつものダイソーの『穴埋めウッドパテ』を2色調合し、色味を合わせてから刷り込む様にグリップに塗り込みます。

1日放置して乾燥後、サンドペーパー#400で研ぎ出しして、再びシンナーで磨いて完成です。 f:id:spider-sw:20200501190647j:plain

 

使っているエポキシ

P/B ロッドフィニッシュ

P/B ロッドフィニッシュ

パシフィックベイ社のロッドビルディング用2液エポキシ材です。
一回目は、シンナーで薄めてサラサラでコーティングして、2回目は硬めでコーティングしています。

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FUJIのフィニッシングモーターで 二日間ほど回したら完成です。

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ロッドパワーとキャスト性能

ルアーウェイトは、Max18gです。
現行のワールドシャウラやスコーピオンと比べるとパワーが無いので、1パワー位でしょうか。

レギュラーテーパーの調子なので、扱いやすく 7g~10g程度のミノーやシンペンを投げてみましたが、ワンハンドキャストで気持ちよく投げられます。

カウントダウンエリート

RaPaRa CD7とCDE75

先頃発売された、ラパラのカウントダウンエリートとも相性は抜群ですね。

ショートロッドなので、ルアーにアクション付けたりしても楽しかったです。

 

このロッドの使い道

軽めのルアーを使ってライトゲームや、チニングなどで使ってみようと思ってます。
今年は、不要不急の外出が出来ないので、休みを利用してロッドをリメイクしてみました。

もう一本、すごく古いグラスのロッドがあるのでロッドビルディングでもして見ようかなとも考えたりしています。

  

20 ワールドシャウラ 1832R-2

20 WorldShaula 1832R-2

手持ちの 18ワールドシャウラ 17114R-2 や、ツアー 1753R-5 だと普段使いでは強すぎるので、ミドルスペックの長尺ロッド(8ft以上)の発売を待ってました。
長尺といっても 17114Rと比べて、4inch(10cm)しか長さは変わりませんけど...

 

2020年の秋には、ロングロッドが出るみたいですが、コルクストレート復活の嬉しさから、秋まで待てずに購入しました。 

ワールドシャウラ1832R-2

 やはりコルクストレートのロンググリップは眺めるだけでもうっとりしますね。

 

スペック

1832R-2 マルチパーパスロングストロークカスタム
[ ロングモデル(コルクストレートタイプ) ]

 

誰もが手軽にベイトキャスティングタックルの大遠投を体感できるロッドを目指し開発されたパーサタイルロング モデル。

ソルトウォーターではシーバス、アメマス、ロックフィッシュに。フレッシュウォーターではレインボーや ブラウントラウト、サクラマスといったトラウト類を狙うシーンが得意分野。

これらのターゲットへのベイトタックル によるアプローチを見据え、フローティングミノーやヘビースプーンといった、様々なルアーのアクションに対応する クセのないレギュラーテーバーを選択。

ファイト中はロッドを支えているだけで、魚が寄ってくる応なるパワーを体感することが可能。様々な握り位置に適応し、地磯やサーフなど、過酷なフィールドでの傷や衝撃を考慮したストレートグリップを採用。

  SHIMANO NEW WORLD SHAULAより引用

 

  • 品番: 1832R-2
  • 発売: 2020年4月
  • 全長: 2.51m(8ft 3in)
  • 継数: 2本 (並継)
  • 仕舞寸法: 130cm
  • 自重: 152g
  • 先径/元径: 2.0mm/13.0mm(実測)
  • 適合ルアー: 7~30g
  • 適合ナイロン: 12~22lb
  • 適合PE: MAX2号
  • グリップ長: 312mm
  • テーパー: R(レギュラーテーパー)
  • カーボン含有率: 99.2%
  • 定価: 75,500円 → 77,800円(税別 2022年改訂)
  • ガイド 10個 (トップガイド SIC-J、その他は SIC-S)
    T‒MNST 7‒2.0
    T‒KWSG 7S (×5)
    T‒KWSG 8S
    T‒KWSG 10S
    T‒KWSG 12S
    T‒KWSG 16S

早速、テストに行ってきました。

 

使用したリール

19アンタレスHG(PE 1.5)

ワールドシャウラ1832R+19アンタレスHG

18アンタレスDCMD(PE 2.0)

ワールドシャウラ1832R+18アンタレスDCMD

上記アンタレス二兄弟(右巻き)を使い、軽いウェイトのルアーから、重ためのルアーまで一通り投げてみました。

21アンタレスDC XG(PE 1.5)

2021/4 追記

NewアンタレスDCは、少しコンパクトになったボディが 1832Rとのマッチングも最適ですね。

 

キャスティング

やはり、コルクストレート(ロング)は、アキュラシーキャストの際にグリップの引手を短く持てるので、コントロール性も良く投げやすいです。

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自分が、ベイトロッドの長尺モデルに、コルクストレートを重要視するのはこの部分になります。
いままでの、X-SEATのグリップだと、不評な黒ネジが邪魔でした(笑)
黒ネジが無くなったので、左巻きツーフィンガー投げの方に最適な、トリガー交換は出来なくなりました。

 

もちろん、グリップエンドを持ってのキャストも気持ちいいです。

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2パワーなので、30g程度のルアーでもよく曲がります。

 

ロングコルクストレートのデメリットとしては、重くなるのと(EVAよりは軽い)、ウェーディングの際には、コルクグリップが海水で濡れる場合もあり、劣化しやすくなります。(自分は年一回位で補修してますが...)

気になるウェイトも、X-SEATグリップ(セパレート)の 17114R-2(160g) よりも軽い 152g でした。
旧赤シャウラの 1833RS-2が 155gだったので、少し重めですが、リールを付けてみて持ち重りは無く許容範囲だと思います。

 

ブランクス

ブランクスは、東レ ナノアレイプレプリグを採用した 「スパイラルXコア + ハイパーX」のダブルX構造を、バットからティップまで全てのセクションに採用。


潰れやねじれに強いので、キャスト時にもブランクスが暴れる事もなく、収束も速く、横方向のカーボンを使用しないので、スパインの硬さも少なく、どの方向に投げても、気持ちいいキャストが出来ます。

 

2パワー(Mクラス)のロッドですが、想像していたよりも強いです。その強さ故に、50g程度のルアーでも投げれるので汎用性は高いと思います。

 

軽めのルアーは、アスリート7S(7g)程度の物から投げましたが、19アンタレスの軽量スプールをもってしても、ロッドの反発力が得られないので、少し辛い印象です。
3/8ozの X-80(10.5g)になると投げやすくなります。

 

ブランクスのテーパーもレギュラーなので、ルアーに連続トゥィッチなどのアクションを付けてもダルくなく扱いやすいですね。

 

並継ぎのブランクスなので、サイズ的に近い 17114Rとティップ部分の交換ができました。逆に、1832Rに17114Rのティップも取付する事も出来ました。
(家からの持ち出し時に、偶然間違えてしまいました。)

 

ガイドシステム

ガイドは、FUJI T-KWガイドを使用しています。

ワールドシャウラのベイトロッドは、大口径のダブルフットガイドを装着している為、フルキャスト時でもノット部分が当たってもびくともしない強度があるので、安心して投げられます。
スレッドはシングル巻きで、せめて 4パワー以上はダブルスレッドにして欲しい所です。

 

ガイド径も、ワールドシャウラ 2~4パワーまでは、SIC 7mm径になるので、いつも使っているBOUZリング(70~130LB)や、スナップ(コアマン こだわりスナップ #1)が通せるのが嬉しい。 

LUNAMISとのガイド比較

左 1832R(SIC 7mm) 右 15LUNAMIS B806ML(Tz 5.5mm)

8フィート未満のベイトロッドは、2017年に富士工業から発売された 最軽量のライトリバースガイド T-LRV(1785RSは除く)だったのですが、今秋に発表予定のロングレングスモデルは KWガイドになるのかもしれませんね。
(LRVガイドはチタンのみの発売なので、スコーピオンはステンレス KWガイドになっています。)

ワールドシャウラ・ガイド

上から LRVガイド、LNガイド、KWガイド

 

重さでは LRV < LN < KW の順に重くなります。

ワールドシャウラ・ガイド2

バットガイド 上から TRVガイド、LNガイド、KWガイド

ガイドフットの幅も同じ順序で広くなっているので、一番スムーズにロッドが曲がりやすいのは LRVガイドとなります。

LRVガイドだとフットに巻くスレッドやエポキシも少なくて済むので重量は更に軽くできます。

シーバスロッドとの比較

今まで使っていた、15LUNAMIS B806MLと比較してみました。
ルアーウェイトは LUNAMIS B806ML Max32gで、ワールドシャウラ1832R Max30gと同じくらいのスペックです。 

ティップの比較

左 ルナミスB806ML 右 1832R

カタログスペックでは差がない 2本のロッドですが、ワールドシャウラの方がパワーランク的には上になります。

これ等のタックルで、サイレントアサシン99SP(15g)を投げてみました...
天候晴れ、風速1m~2mで追い風の条件です。

 

飛距離は、オーバーヘッドの三投平均で、糸ふけを取ってICデプスチェッカーによる確認です。

  • 15LUNAMIS B806ML
    三投平均 44.1m 最長 46.8m
  • 20ワールドシャウラ1832R
    三投平均 49.1m 最長 51.0m

となりました。

1832R飛距離

1832Rと 19アンタレスHGでの飛距離

19アンタレス HG、ラインPE1.5、リーダー 20lbs.のリールをセットブレーキは、内部SVS 1個On、外部ダイヤルは、真ん中とMAXの中間位の設定です。

 

15ルナミスでは、1832Rで設定したブレーキ設定ではバックラッシュしてしまい、少し外部ダイヤルを強めにして投げたので5~10m位の飛距離ダウンとなりました。
(感覚ですが、ティップの戻りが速い感じがします。) 

ブランクスや、テーパー、ガイド(トルザイトとSIC)の違いなどもありますが、やはりガイドの口径による糸抜けの感じが違います。

  

思っていた通り、ワールドシャウラのキャストフィールが最高に気持ちいい。
LUNAMISも決して悪いロッドでは無いのですが、ワールドシャウラと投げ比べると気持ちよさが感じられません。

 

ベンディングカーブ

実際に曲げてみた感じは、こんな感じです。

ベンディングカーブ

1832R ベンディングカーブ

写真に撮ってみると、自分の方がラインに引っ張られ最初の角度が維持できず、思ったよりロッドが立てられてないので曲がってません。
(時間があれば取り直ししてみます。)

 

ご存じの様に、ワールドシャウラのロッドは、同じパワーランクでもスピニングモデルより、ベイトロッドの方がパワーは上になります。
1パワー上のスピニングロッド 2833RSと比べてみましたが、パワー感は 2833RS-2 > 1832R-2 での順でした。

 

これからの第一歩

この1本で、手持ちのワールドシャウラは 1~5パワーまでのラインナップが揃いました。
2015年から、タックルの入れ替えを行っていて、一通り自分のスタイルで使えそうなタックルをコンプリートしました。


正直 3パワー以上だと、対シーバスには強すぎると思っていましたので、2パワーの 8feet以上のレングスは、自分にピッタリのロッドです。

 

手持ちのタックルでは、スピニングの 2831R-2 と ベイトの 1832R-2 があれば、自分のフィールドの殆どがカバー出来ると思います。
(激流域や青物が出る場所では、2833RSと、17114Rを使います。)

 

あと、自分が気になっているロッドとしては、「2750FF」や、まだ出ていない「1701FF」と、「スコーピオン 2600FF-5」位でしょうか。

 

緊急事態宣言の対象区域が全国に拡大されたので釣りに行くのも、ためらいがちですが、1832Rでファーストフィッシュが釣れたらいいなぁ...と思っています。

 

ついに入魂

緊急事態宣言が解除になったので、朝練に行って来ました。
イワシが接岸し、シーバスも多数がイワシを追いかけていたので...

1832R鱗付け シーバス55cm

シーバス 55cmを皮切りに...

 

シーバス 73cm

最大 73cmのシーバスが遊んでくれました。
COREMANルアーを筆頭に、色んなルアーを投げてシーバスを掛けてロッドのパワーを確認しながら楽しみました。
(久々なので、6ヒット3キャッチでしたが...)

 

翌日は少し風が強かったので 18アンタレスDCMDをセットして、雨の中での出撃
イワシは居なくなっていたけど...

真鯛 59cm

居残っていた真鯛♂ 59cmとツバスが釣れました。

海の恵みに感謝です。

シーバス71cm

シーバス71cm

年末にもナイスサイズのシーバスをGetできました。

21アンタレスDCとシーバス75cm

21アンタレスDCとシーバス75cm

21アンタレスDCとの組み合わせでも快適に使えて、清流域のシーバスが反応してくれました。


1832Rの使い勝手は、まちがいないですね。

 

 

兄弟ロッドと類似のトラウトロッド

2021年のNewモデルに 1833RS-2 が追加されました。

 2021年春 1832R-2の人気上昇で品薄状態が続いているみたいですね。
代替ロッドとして、1832Rよりは幾分マイルドな印象ですが、自分が  1832Rを購入する際に比較対象品として検討していたロッドです。

カーディフモンスターリミテッド DP B83ML
ワールドシャウラを超える美しさ、シマノのルアーロッドの中でもピカイチのデザインですね。

カーディフ ネイティブスペシャル B83ML
スパイラルXと、ハイパーX作用になり、ブレや捻じれが排除されました。チタンガイド採用ですね、

カーディフNX B83ML
スパイラルXとハイパーX採用ながら、とてもリーズナブルなトラウトロッドです。

 

18アンタレスDCMD 更なる飛距離を

18アンタレスDCMD DCユニットチューニング

はっきり言います。「18アンタレスDCMDは飛ばない」です。

Google検索でたまに上記キーワードで検索されて、当ブログに来られる方がいらっしゃいます。
 

18アンタレスDCMDを2年使って来て、剛竿17114R[DCシステマチックスペシャル]を使ってのフルキャストが最高に気持ちいいはずだったのですが... 

 

いかんせん、Pモード #1でのフルキャストでも、追い風であっても、フルキャストしてスプール回転が速くなればなるほど、キャスト中盤でDCブレーキが断続的に介入して飛距離が落ちるジレンマがありました。

XBモード #1もルアーによりますが、PE使用時の飛距離は Pモードよりも伸びません。

 

 

アンタレスDCMD スペック

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  • 品番: MD XG RIGHT
  • ギア比: 7.8
  • 最大ドラグ力: 6.0kg (開封時実測 4.8kg)
  • 自重: 235g
  • スプール寸法: 38/22mm (径/幅)
  • ナイロン糸巻量: 12-165、14-145、16-120、20-100 (lb-m)
  • PE糸巻量: 3-130、4-100、5-80 (号-m)
        2-230、3-160 (実巻量)
  • 最大巻上長: 93cm/ハンドル1回転
  • ハンドル長: 45mm
  • ベアリング数: 10/1 (BB/ローラー)
  • 本体価格: 76,000円 → 79,800円(税別 2022年改訂)
  • ブレーキ: DC制御(電磁石)

もっと飛距離を

ただただ、もっと飛距離が欲しい! 最後のもう一伸びが欲しい!
暖かくなってきて、ハイシーズンを前に飛距離を求める欲求が更に高まりました。

まぁ、過去に使っていた 12エクスセンスDCや、15メタDCに比べれば、圧倒的な飛距離は出ているのですが...

 

12アンタレスを、第三世代 SVSインフィニティに置き換えたい衝動(改造マニアなもので)もあったのですが...(部品表までは作成しました。)

来年100周年を迎えるシマノから、アナログブレーキのベイトリール(アンタレスMD?)が出そうな予感がして、躊躇していました(笑)

そこで今回、12アンタレスを中古で買おうと思っていた予算で、アンタレスDCMDの改造を決意しました。

 

ブレーキユニット入替

18アンタレスDCMDには、兄弟機として 16アンタレスDC、17EXSENCE DCがあります。

16アンタレスDCのブレーキユニット交換は、YouTuberの方も交換している動画を観て参考にしました。

やはり、PEをメインで使うなら、17EXSENCE DCのユニットが最適だろうと思い考察してみました。

 

17EXSENCE DCを買わなかった理由

2017に発売された当時、『17EXSENCE DC』ですが、土手付きナロースプールが嫌いなのと、マットブラックのボディが嫌いだったので、購買意欲がそそられず...
(2017年当時は、14カルコン200を使ってました。)

また、12EXSENCE DCの件があって、細糸PE対応ベイトリールは信じることが出来なかった事と、何度も高切れしてルアーをロストした経験から、PE2.0以下は使いたくなかったのが理由でした。

そして翌年発売の 18アンタレスDCMDを購入しました。
当初は、DCMDの飛距離に、とても満足していたのですが、使いこなしてフルキャストすればするほど、その飛距離では満足出来なくなってしまいました。

PE1.5号以下を使うのであれば 17EXSENCE DCも有りだと思います。
開発では、PE1.2でテストしていたそうです。

 

17EXSENCE DCとの比較
  • スプール径
    アンタレスDCMD: 38mm
    エクスセンスDC: 37mm
  • スプール幅
    アンタレスDCMD: 22mm
    エクスセンスDC: 19mm (左右に 1.5mm位の土手あり...)
  • PE糸巻量
    アンタレスDCMD: 2-200m(230m位巻ける)
    エクスセンスDC: 1.5-200m
  • スプール重量
    アンタレスDCMD: 18.9g
    エクスセンスDC: 18.8g

これらの様に、スプールの差はほとんどありません。
でも、DCMDは糸巻き量が多いので、PEをパンパンまで巻くと 30.3gになります。

 

ブレーキユニットの違い

ブレーキユニットの違いと言えば、16アンタレスDCはナイロンラインで最適なプログラムを搭載し、17エクスセンスDCは PEラインに最適なプログラムが搭載されています。

エクスセンスDCユニットのPモードは、バックラッシュの制御が、16アンタレスDC比で 10倍
これはバックラッシュ発生時から糸噛みによるスプール停止まの時間が、モノフィラメントの 1/10以下の時間で発生するとの事です。

自分はPEライン主体で使うので、17エクスセンスDCユニットが最適なブレーキユニットだと確信しました。

 

今思えば、アンタレスDCMDユニットの制御は、何かに特化しているわけでは無く、どんなラインでも、どんなルアーでも、誰が投げても使える様に、デチューンしたのでは無いかと思ってます。

だから、初心者を含め多くの人が購入して、そこそこに評価されている理由だと思います。

 

改造に必要な部品

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  1. 03735-0092: B受ケ基盤組 15,800円

  2. 03735-0028: スプール軸当タリ(B) 100円
  3. 03735-0094: ベアリングシール 150円
  4. 03735-0095: ボールベアリング(3×10×4 SARB) 1,250円
  5. 03735-0096: ベアリング抜ケ止メ 100円
  6. 03735-0097: Oリング 150円
  7. 03735-0098: メカニカルブレーキノブ 650円

右巻き用の部品です。

ベアリングや、メカニカルブレーキ等の部品を流用するなら【03735-0092: B受ケ基盤組】のみで構いませんが...
DCユニットを使い分けするのなら、上記の部品全てが必要になります。

ベアリングは純正にしました。他社の高回転用を買っても飛距離は変わりません。

合計で 20,020円(税込)になりました。
マジ、SLX DC買っておつりがくる値段です(泣)...

 

内部ブレーキモードダイヤル

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  • 12アンタレスDC
    F → P → NM → X (エクストリームロングキャスト)
  • 17エクスセンスDC
    F → N → PXP (PE遠投)
  • 18アンタレスDCMD
    XB (エクストリームビッグベイト) → F → NM → P

機種によってモードダイヤルの配置と表記が違う(ナイロン)のが困りますね。
ちなみに NMは、ナイロンモノフィラメントの略です。

お陰で、ナイトゲーム時に間違ってフロロモードになってたりします。

 

飛距離テスト

そこでアンタレスDCMDに、エクスセンスDCユニットを入れて、飛距離テストを検証してみました。 

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タックル
  • ロッド: ワールドシャウラ 17114R-2
  • リール: アンタレスDCMD XG
  • ライン: シマノ タナトル4 #2.0-200 + 下巻PE2-30m 
  • リーダー: フロロ 40lb
  • リンキングパーツ: BOUZ RING 130lb
  • 気象: 晴 南風 2~3m(横風)
  • 測定方法: 糸ふけを取って ICデプスチェッカーで計測
8号シンカーでの飛距離

アンタレスDCMDだと、7号シンカー(実測 26.5g)で 100mオーバーがどうしても出来なかったのに...

エクスセンスDCユニットを使えば 100m(外部2)を超える事ができました。
過去に計測した、2953R-3 の記録も超えました。

エクスセンスDCユニットを組み立てた嬉しさのあまりに、夜間のキャストでブレーキモードPのつもりが、Fを設定し、力が入りすぎたのか高切れしてしまいました。

 

ルアー15gでの比較

軽く肩慣らしで、サイレントアサシン 99SP(15g)を投げてこんな感じ

  • アンタレスDCMDユニットP3 40.3m, 38.5m, 41.8m 三投平均 40.2m
  • エクスセンスDCユニットP3 50.1m, 51.8m, 47.5m 三投平均 49.8m

想像通り飛距離が伸びました。
17114Rだと硬すぎなので、1832Rが届いたらもう一度テストしようと思います。

  

メタルジグ40gでの比較

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メタルジグ 40gでは、この差になりました。

  • アンタレスDCMDユニットP1 96.8m, 101.2, 94.3 三投平均 97.4m
  • エクスセンスDCユニットP2 99.1m 104.3m 111.5m 三投平均 104.9m

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DCMDユニットで、回転投法で全力キャストして届く距離に、エクスセンスDCユニットだと振りかぶってロッドを曲げる様に投げるだけで楽に超えていきます。

堤防等で、全力で回転投法はできませんから...
(おじさんなので、体力的に自信が無いし、なにより恥ずかしいです...)

 

ワールドシャウラ 1785RSでテスト

ココまでテストしてきて、ふと試して見たくなりました。

Newワールドシャウラ最強の剛竿 1785RS-2
(ノーマルのトリガで使うのは久しぶりです。)

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メタルジグ40gをセットして投げてみます。

 

風が強かったので、XPモード#2にして追い風方向にキャスト
カラー確認で 120m位ラインが出ました。
調子に乗ってXPモード #1ではラインが浮き飛距離は出ず。
明らかに追い風時でも、DCMDの基盤と違って体感できるほどの制御が入らないです。

1785Rは、ワールドシャウラ 2953R-3 並みのグリップ長(370mm)なので、左手の引手が上手く使え、スイングスピードを出しやすいし、レギュラースローテーパーのお陰でロッドの曲がり半径が緩やかなのも投げやすかったですね。

今度、風の弱い日にテストしてみたいと思います。

 

テストを振り返って

やはり、おなじPモードでも、エクスセンスDCの方が制御が弱くて繊細。

XPモードにしても、結構シビアだけど投げられるレベル。
(時にはサミングが必須ですが...)

 

1oz以上のオモリ(ルアー)で、100mを超えるキャストをする場合、スイングスピードはかなり速くなるので、PE2号程度のラインだとトラブル時に高切れする場合もあるので、周りの状況には十分に注意してくださいね。

 

最後に

ついに、おかっぱり最強のベイトキャスティングリールの完成です。
初春のサワラゲームで、あと10mが届かなかった悔しさから解放されそうです。

 

18アンタレスDCMDユニットだと Pモード #1~3位でソルトでのキャスティングのほぼ全てをカバーしてました。

17エクスセンスDCユニットに替えると Pモード #1~5位の幅が広がり使えるレンジが2段階ほど広がる様になりました。

追い風時にはXPモードの8段階も使えるので 13段位のレンジが使える事になります。

 

後日、4mの向かい風で投げてみましたが、Pモード3の設定で、糸浮きもなく飛距離も十分に出て、エクスセンスDCユニットは優秀だと感じました。
(感覚だとスピニングより飛んでいるのではないかと思います。)

 

これからの春から夏にかけて、青物も接岸して来るので、ソルトのおかっぱりで使う限り飛距離は武器になると思います。

ハイシーズンでの遠投主体のゲームは『エクスセンスDCユニット』、晩秋のビッグベイトを使ってのゲームでは『アンタレスDCMDユニット』と使い分けしようと思ってます。

 

  

今回のテストで使ったロッドのインプレです。

 更なる飛距離を求めてカスタムは続く... 

 

 

GoPro HERO8 Black

GoPro HERO8 Black

昨年のTORQUEの日に、TORQUE G04で、「YAMAPコラボ ホルダー」が当たれば、釣行動画を撮影しようと思っていたのですが...
ホルダーの抽選に外れてしまったので、断念してました(笑)

 

歴代TORQUE使いの、自分に当たらずして、誰がレビューするんだと言うのか...(オコです。)

 

5月に、アクションカメラを使う予定があるので、発売以来マークしていた『GoPro HERO8 Black』を購入しました。
(数年前から子供達にも、ねだられていたのも有りますが...)

 

早速、シェイクダウンに行ってきました。

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GoProHERO8 オプション

 メディアモジュラー

GoProHERO8を拡張するためのモジュラーです。

  • 2つのコールドシューマウント:
        ディスプレイモジュラー、ライトモジュラーに対応
  • ショットガンマイク: GoPro本体で前面、後面の切り替えができます。
  • HDMI出⼒端子:  映像の確認や再生用の出力端子
  • USB-TypeC端子: 外部電源やコントロール端子として使える
  • 3.5mmマイク端子: 外付けマイク接続用
  • 付属品: マウント用バックル、サムスクリュー
  • 防水機能はありません。

 

ライトモジュラー
  • レベル1: 20lm 最大 6時間
  • レベル2: 60lm 最大 2時間
  • レベル3: 125lm 120lx(1m地点) 最大 1時間
  • オーバードライブ:  200lm、200lx(1m地点) 30秒間のみ
  • 色温度: 5700K/デフューザー使用時 5000K
  • 防水性能: 水深10m(GoPro本体と同じ)
  • 充電時間: 約1.5時間でフル充電
  • 付属品: シリコン製のデフューザー
        コールドシューGoProマウント、USBケーブル

電源ボタン長押しで、電源オン
点灯時は電源ボタンを押すたびに、レベル1~3と点滅の4パターンを繰り返します。
電源ボタンを2度押すことで、30秒間のオーバードライブになります。

点灯時は電源ボタン長押しで、電源オフになります。

こんなに小さいのに明るく拡散してくれるのでナイトゲームでも役立ちそうです

 

GoProHERO8 カバー問題

発売時より、外部充電時に「カバーが外れやすい。」とか「カバーが無くなりそう。」、「電池が飛び出しそう。」などカバーに関する問題点が指摘されていました。 

Ulanziから、USB-Cカバーが発売されているので購入しました。(ベストセラーです。)
すこし精度が甘く外れやすいですが、問題なく使えています。


他にも、純正のShortyよりも良さそうな『三脚・自撮り棒』と、RX100M7で使っているフィルター用に 『52mmフィルターアダプタ』も一緒に購入しました。

痒い所に手が届く Ulanzi製品は、値段も高くなく面白い製品がありますね。

 

 

 フローティングベストに装着 

今までは撮影時には、京セラの TORQUEシリーズを横に固定して使ってましたが、今回からGoProをセットして撮影テストをおこないました。

 

 SONYバックパックマウント

GoPro用マウントと違い、ロック機構もしっかりしているSONY製品をマウントとして使っています。

 

 

流石のSONY製品なので、背面のスタビライザーパッドがしっかりしていて、フローティングベストのベルト(50mm幅)に装着してもぐらつきにくく、独自のロック機構で、しっかりホールドすることが出来ます。

マウント部には、セリアで買った三脚・GoPro変換マウントを回転しない様に加工して取り付けています。

 

ダブルマウントアダプタ

暗所撮影に弱いGoProですが、HERO8のライトモジュラーで補助する為に、ダブルマウントアダプタを購入して使用しました。

 

HERO8の音声コントロールによって、電源オン、ビデオ撮影/停止などがコントロールできるので、画角さえ合わせれば体に密着していても操作できます。
(画角はスマホで確認できます。)

  1. 魚がヒット
  2. 音声「GoPro電源オン」
  3. ライトモジュール照明On
  4. 音声「GoProビデオスタート」
  5. やり取り~ランディング
  6. 音声「GoProビデオストップ」

上記の手順で、ファイトシーンの録画が可能です。

 

延長アダプタ

ライトモジュールは、撮影時にポケットなどで影が出来ないように、高さと角度調整が出来るように延長アダプタを使っています。

 

夜間撮影

やはりナイトゲームは苦手、低光オンでもこの位ですね。ライトの補助がないと辛いですね。

 

この動画撮影中に、シーバスがアタックして来ましたが、ルアーが大きすぎてフッキングに至らず、キャッチ動画になりませんでした...


もう少しISO感度上げ、FPSを下げ、EV補正をプラスにして再挑戦してみます。

 

定点撮影

地面に置いて撮影する場合は、Jobyゴリラポッド1Kを使ってます。

ゴリラポッド1Kには、位置合わせが容易な 雲台付きを使ってます。
こちらにもセリアで買ったGoProマウントを装着しています。

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夜間には、ダブルマウントアダプタでライトモジュールを装着すれば補助ライトとして利用できます。


フローティングベストの背面ポケットには、ゴリラポッドミニ三脚(325g)を常備しています。

 

 海中撮影

この日の為に買っておいた『シマノ ランディングシャフトマウント』(現在は廃盤)

シマノ ランディングシャフトマウント

シマノ ランディングシャフトマウント CM-MT05

ランディングシャフトに、アクションカメラを取付できます。

シマノ スポーツカメラ用なので、GoProには少しきつめのマウントですが、装着はできました。

プラスチック素材やネジも剛性もあり、使っている素材も質感も安っぽくありません。
(流石 Made in Japanです。)

 

これで、水中に入れての撮影ができます。

あっ、この時カバーは純正を付けないと浸水しますね(笑)

 

ランディングシャフトをきっちりと伸ばせば、5mを超える一脚としても使えます(笑)
HyperSmooth2.0でランディングシャフトの揺れもバッチリ補正してくれます。

 

最後に

このように、釣り場で体に付けてのアクション撮影、定点撮影、水中撮影と使い分けています。
ナイトゲームでの使用は、まだ経験値が少なく動画を撮っても暗すぎて見づらい状態です。

 

公開できるような撮影ができたら何処かにアップしてみようと思います。

 

定点撮影用に、もう一台欲しくなったのは困りものですね。
(定点撮影用なら GoPro HERO7の中古でも良いのだけど...)

 

追記: 2020/09/20 GoPro HERO9 が発売になりましたね。
ブーストモードの使用範囲が広がったのと、キャスティング時に水平を維持してくれる機能が追加になりました。
少し大きくなったのが残念だけど、釣り用には GoPro HERO9の方が良いのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

18 ワールドシャウラ 17114R-2

18 WorldShaula 17114R-2

今更だけど、約2年使用してきた 17114R(セブン・イレブン 4パワー)です。

自分は、発売時に旧レッドのワールドシャウラ 1754R-2から買い替えしました。
買い替えの理由としては、もう少し長さ(たかが 5inch 12.5cm)が欲しかったのと、スーパーレッドの Newワールドシャウラを使って見たかっただけですが...

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Googleから 「17114R インプレ」で検索されて、当ブログに来てくれている方が多いので、今回アップしてみました。

 

 

スペック

WORLD SHAULA 17114R-2 DCシステマチックスペシャル
夢屋X-SEAT TRIGGER 対応モデル

驚異的な飛距離を実現したスーパーロングディスタンスモデル「17113R-2」。

その記録に挑むが如く、3番パワーを凌ぐ遠投能力を備えてパワーアップしたシステマチックプロダクト。

これまでとおりの1/2ozクラスは勿論、DCブレーキと相性の良い重量級のルアーも視野に入れてスペシャルチューン

バットパワーと 追従性能を向上させることで、さらにキャスト速度があがるシーンにおいても爆発的な飛距離をもたらします。 フレッシュウォーターのみならず、サーフキャスティングにおけるジグの遠投など、全ての飛距離が武器になるシーンで高いパフォーマンスを発揮

 SHIMANO NEW WORLD SHAULAより引用

 

  • 発売: 2018年4月
  • 全長: 2.41m(7ft 11in)
  • 継数: 2本 (並継)
  • 仕舞寸法: 130cm
  • 自重: 160g
  • 先径/元径: 2.1mm/13.0mm(実測)
  • 適合ルアー: 15~80g
  • 適合ナイロン: 16~40lb
  • 適合PE: MAX4号
  • グリップ長: 305mm
  • テーパー: R(レギュラーテーパー)
  • カーボン含有率: 99.8%
  • 定価: 75,500円 → 77,800円(税別 2022年改訂)
  • ガイド: 9個 (トップガイド SIC-J、その他は SIC-S)
    T‒KGST 7‒2.2
    T‒LRVSG 7S(×5)
    T‒LRVSG 8S
    T‒LRVSG 10S
    T‒LRVSG 12S

赤シャウラの 17113R-2を少しマイルドな方向にリファインして、4パワーにアップしたロッドです。

12ワールドシャウラ 17113R

12ワールドシャウラ 17113R-2

旧 17113R程の高弾性でピーキーな調子ではありませんが、遠投性能に特化したモデルです。
21ワールドシャウラ 1754R-2も発売になりましたが、17114R-2のブランクスは高弾性カーボンを使用している為、1754Rより張りのあるシャープな調子になっているそうです。

 

スコーピオンから 17113R-2が発売になりましたが、赤シャウラ 17113R-2のブランクスとはまったく異なる設計です。スコーピオンはステンガイドとロッド塗装の為に持ち重りもしますし、ティップセクションにスパイラルXが搭載されていないので、若干ティップが捻じれます。

 

ガイドシステム

ワールドシャウラ(ベイト)のガイドシステムは、FUJIタックルの最新ダブルフットガイドの LRVガイドが採用されています。
もちろん SIC-Sリング仕様なので、リング内径が少し大きくなっています。

 

旧シャウラに搭載されている LNガイド(現在は廃盤)に比べ、ガイドフット幅が狭くなっていて、ロッドの曲がりを阻害しないデザインになってます。 

ガイド比較

LRVガイドとLNガイドの口径

ただLRVガイドは、リング口径が 最大 12mmしかありません、 旧LNガイドの様に 16mmのラインナップが無いので、バットガイドが12mm径となり、赤シャウラやスコーピオンの16mm径と比べ 4mmほど小口径になってます。
 

組合せるリール

  • 18アンタレスDCMD XG

もはや、これ一択しか無いでしょう。
だって、DCシステマチックスペシャルだもの...

2018年の発売時に、リールとセットで買い散財しました。

PE2.0が230mほど巻けるので、メタルジグを遠投しても余裕があります。

スペアスプールには、ビッグベイトのキャストも考慮し、PE3.0-160m巻いて使い分けしています。

 

1/2oz以上のルアーに対しては、抜群に投げやすく、飛距離も出るリールなので、このロッドに合わせるには最強のリールですね。

 

キャスト性能

ルアーウェイトは、Max80gですが、そこはワールドシャウラ 100gを超えるジョイントベイトもオーバーヘッドで投げられます。
(赤シャウラ17113Rは、高弾性でシビアなので、キャストウェイトには注意してくださいね。)


流石にヘビーロッドなので、18アンタレスDCMDとの組み合わせでは 1/2oz(14g)以下のルアーは投げにくいです。(DCリールも軽めのルアーは苦手ですので...)
14g~100超までのルアーだと、1本でカバーする事も可能です。

 

このロッドを買うと誰でも試して見るのが、遠投テスト(笑)。

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真価を発揮するのは、1oz超えのルアーですね。
硬いロッドの特性を生かして、フルキャストしてもブレないので気持ちよく投げられます。

1ozシンカーだとあまり曲がらないのですが、ロッドにウェイトが乗るようにキャストすると飛距離がでます。
ティップもすぐに収束するので、キャスト初動時のバックラもありません。

 

メタルバイブやメタルジグなどの空気抵抗の少ないルアーだと、スピニング勢に引けを取りません、メタルバイブ系は、ベイトタックルだと回転しにくいので、スピニングを上回る場合も多々あります。

例えば、30gのメタルジグだと、微風くらいのコンディションだと 90~100m位の飛距離が出せます。

Pモードでダイヤル#1で投げれる物ならかっ飛びます。

 

ただ、中、大型ミノーなどの空気抵抗があるルアーになると、スピニングの方が飛びます。


夜間の河川で、ビッグベイトを使用する場面でも、7ft 11inのレングスで扱いやすく、18アンタレスDCMDと組み合わせれば、回転しやすいジョイントベイトでも、XBモードの性能と相まって、気持ちよくキャストが出来きます。

 

ロッドパワー

旧赤シャウラの 1754Rと比較しても、パリッとした硬さと強さが 17114Rにはあります。
Hクラスのバーサタイルロッドとして見た場合には、1754Rのマイルドな操作性が扱いやすかったように感じます。

 

自分のフィールドでは、日本でも有数な激流釣り場があるので、このロッドパワーは非常に重宝しています。

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7ノット(3.5m/秒)以上の激流域で、30g以上ある重ためのルアーを150m以上流しても、ロッドが負けることなく回収できるのと、160gと軽いブランクスのお陰で、非常に疲れにくく体の負担も少ないパワーロッドです。

 

購入後のテスト釣行にて、激流域で 70cmクラスの青物が掛かったので、ドラグをフルロックして、強引に引っ張り出しましたが余裕で取り込めました。
(掛かっていたフックは全て変形しましたが...)

 

かなりロッドパワーがあるので、シーバスなどの口の柔らかい魚には、ドラグをガッチリと締めた状態で強引なやり取りをすると、口切れする場合もあり、魚へのダメージが大きくなります。

魚を掛けてない無負荷の状態だと、すごくパキパキの硬調なロッドですが、魚が掛かれば綺麗なレギュラーテーパーのベントカーブで粘り強さが出ます。
ロッドを立てて待っていれば、魚が自然に浮いてきます。

  

グリップも適度な長さなので、ウェーディング時も邪魔にならず、リーリング時の持ち替えもスムーズにできます。

 

ソルトシーンでの、対シーバス用途としては、かなりのオーバーパワーだと思います。

 

その他の選択肢

発売時の、2018年なら選択肢が 17114Rしかなかったのですが...

 

操作性で言えば、ワールドシャウラで、7ft以上のレングスでは、最もパワーのある 1704Rや、2021年に発売された、幾分マイルドな1754Rなどの選択肢が出てくると思います。


ルアーにアクションを付ける場合は、短いロッドの方がやり易いので、1704Rも有りなのかなぁと思ってます。

また、2021年に発売された 1833RSなんかも 2oz前後のジョイントベイトを使ってのドリフトや、遠投しても使い勝手が良さそうですね。

 

自分は、今のところ 9ft以上のベイトロッドに関しては、購買欲がそそられないので、ワールドシャウラBGのロングモデルは静観しようと思ってます。

 

18アンタレスDCMD改造しちゃいました。

 

ガイドが吹っ飛んだ。

2020/10 追記

娘と釣りに行った際、開始1時間ほどでノットがガイドに当たる違和感から振動が発生し、ルアーだけが飛んで行った。

高切れとも違うし何だったんだろうと思いながら、ガイドにPEラインを通していると、二つガイドが吹っ飛んで、一つのガイドがねじ曲がっていた。

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多分、ガイドに糸がらみして解けずガイドが抜け、二個め、三個目とガイドに当たりながらラインブレークしたのではないかと思われます。

強い向かい風だったのでキャスト時にPEラインが流され、ガイドに巻き付いたのかもしれませんね。

 

ガイド交換とスレッド巻くのであれば自分でも出来るのですが、スレッドのカラーが分からないのと近頃は仕事が忙しいので、今回はシマノに修理に出してみます。

※ガイド修理には、保証書が使えません。

 

釣果は、シーバスが2匹のみで残念でしたが、娘のサポートに徹して、何度も切られたけど、苦戦しながらハマチ78cmを釣らせる事ができました。結果良しですがフラストレーションの溜まる釣行となりました。

 

その後、約一ヶ月ほどで修理から帰って来ました。
修理代金は、ガイド3個(900×3個)+修理代(3,000×3カ所)で 11,700円(税別)でした。

 

再び破損する事があれば、4パワーのロッドだけに、強度的に強そうな KWガイドに交換しようと思ってます。

  

魚の夜間撮影

魚の夜間撮影について


自分は、主にナイトゲームでシーバスを狙っているので、夜間の撮影が多くなります。

 

カメラは、RX100M7か、TORQUE G04を昨年から使っていますが、魚の撮影はとても難しいです。

 

 

シーバスは、シルバーの魚体なので、反射鏡みたいなものなので、ライトを当てたり、フラッシュを使うと白飛びが起きやすく綺麗に撮るのが難しいです。

 

また、光源が強い場合もシーバスの目が赤くなって、自然な感じが出なくなるのもとても嫌ですね。

ほとんどの場合リリースするので、蘇生も考え短い時間で撮影しないといけないので、妥協してしまいます。

 

RX100M7には、夜間撮影用に ISO感度を下げたり、フラッシュを調光したり、シャッタースピード優先で早めのシャッタースピードに固定したりしてます。

 

この設定をメモリーに保存して、直ぐに呼び出せるようにしていますが、フラッシュを使った場合にやはり綺麗に撮れないのが悩みでした。

 

フラッシュを焚く場合、天井などにバウンスすれば綺麗に撮れますが、夜間の海にはそんなものはありません。
次に、デフューザーを使って、光を拡散すれば良いのですが、RX100シリーズの飛び出し式のフラッシュに合うデフューザーも有りません。

 

過去には、コンビニ袋などを加工して持って行ったりしていましたが、保管も面倒だし風で飛ばされ無くなったりするので、最近は使用していません。

 


そこでピンと閃いたのは、マスキングテープを使ったデフューザー
複数枚、重ねて貼ることで光の調整も容易です。

自分は、カメラケースのポケットに、マスキングテープを要らなくなったボールペンのボディに巻き付けて、フローティングベストのカメラケースに入れています。

マスキングテープは、LEDライトを使ったライティングにも使用できます。

ZEXUSのLEDライトには、角度調整用のフレームがあるので、その裏面にデフューザー用のマスキングテープをスタンバイさせてます。

 

RX100シリーズの場合は、液晶モニタの裏側のスペースに、デフューザー用のマスキングテープを貼っていつでも使えるようにしています。

GoProも、ライトモジュラーにマスキングテープを貼ることで、ライトモジュラー付属のデフューザーを海で使わなくても大丈夫です。
(落として失くすと、GoProの純正パーツは高いので...)

 

マスキングテープは、簡単に貼れて剥がしてもノリ跡が残らないのがメリットですね。

 

魚が釣れたので、RX100M7のストロボに、マスキングテープを二枚重ねて撮影して見ました。

 

キビレ40cm

キビレ40cm ƒ/3.5 SS1/4 焦点35mm(換算) ISO400

フラッシュ撮影でも、光を拡散すると、鱗が綺麗に見えます。
もう少し、設定を煮詰めてメモリーに保存すればかなり使えそうです。

 

よかったら、ぜひ試してみてくださいね。

 

釣りの便利グッズ2020

釣りで使える便利グッズ

自分が釣りで使っているグッズ類から、この一年位で気に入っているグッズを紹介します。

 

 

マスキングテープ・ホワイト

ナイトゲームの撮影時に、カメラのフラッシュや、LEDライトのレンズ部分に貼れば、使い捨てのディフューザーになります。

 

カモイのマスキングテープ マットホワイト10mmと 18mmがベストなんですが、18mmの販売個数が7巻入りだったので、そんなにも要らないです(笑) 

f:id:spider-sw:20210203122122j:plainですので、18mmのテープは、日東電工 マスキングテープ(オフホワイト)を使ってます。
ただ、日東電工のマスキングテープは手で千切る場合に縦方向に裂けやすいのが難点です。

 

魚の鱗による照り返しを防げるため 綺麗に撮影することが可能です。
明るい場合には、2~3重に重ねて貼れば良いだけですし、手で千切れるし、剥がしても糊あとも付かないしとても便利です。

 

10mmと、18mmのマスキングテープをLEDの大きさによって使い分けています。

 マスキングテープをそのまま持って行っても邪魔になるので、いらなくなったボールペンのボディをカットして、数メートルほどを巻き付けてポケットの隙間に押し込んでます。

 

 

 
 

第一精工 セーフティロープ

最近は、携帯ストラップが流行らないので、カールコードが少なくなってきました。
過去には、釣具の大手メーカーには必ずラインナップされていたのに...

 

最近のお気に入りは、第一精工 セーフティロープ

15cmと少し長めですが、カラーや直径(1.5mmと2.0mm)のバリエーションもあるので重宝しています。

 

ホーローセットネジでループの調節やアタッチメントも通せるし切断も可能なので調節がしやすいと思います。

 

上位バージョンには、ケプラー芯入りのモデルもあります。

 

 

PazDesign フィッシングメジャーⅡ(PAC-217)

これを使いだして、幅の広いメジャーは使わなくなりました。

ポケットからさっと出して 1.5mまで測れるので手軽です。
裏表に、メジャーが印刷されているのも、釣り人視点でよく考えられてますね。

 

 

monbell バーティカル アタッチャブルベルト

隠れた名品、モンベル バーティカル アタッチャブルベルト
読んで字のごとくポーチの横ベルトを縦方向に変換するアイテム 

 

モンベルショップに買いに行ったとき、店員さんも便利さに驚いていたのが笑ってしまいました。

コアマンのポーチをフローティングベストの横ベルトに装着できます。
(中にはストリンガーが入ってます。)

 

 

monbell テープクリップ

フローティングベストや、バッグ類などほとんどの製品で使ってます。
サイズも 38mm、30mm、25mm、20mmと種類も豊富で外れにくいし、なにより余ったテープが垂れ下がったり、風が吹いてもバタつかない。


ただ、ショップでも売り切れになっている場合もあり、隠れた名品なんです。

50mmサイズのテープには、PazDesignのクリップを使用しています。

 

Hydrotac 貼るリーディングレンズ

自分がお世話になっている、眼鏡屋さんに教えてもらいました。
高価なTALEXレンズのサングラスに、切り取って、水で湿らせて好きな位置に貼るだけです。

サングラスは、ZEAL ZE-07 跳ね上げ式のフレームに、TALEX TALEX MO'EYE PURPLEレンズ(偏光度 20% 透過率 75%)の組み合わせで、新月の真っ暗な夜でもはっきり見えます。

 

写真では、レンズ下面に貼ってますが、現在はナイトゲームの際の磯歩きで、足元が見えにくいのでレンズの上面に貼ってます。

よる年波には勝てませんね。

 

 

ファンルーム シリコンバンド

自分は、ルアーボックスの中でフックが絡み合い取り出す時にガチャガチャするのが嫌いです。


ルアーは、全てシリコンなどの劣化しない輪ゴムでフックを束ねてます。

輪ゴムを使った玩具用だと思いますが、もう5年以上は使ってます。


シリコン製で厚く、丈夫で切れにくく何度でも使えます。少し小さめだけど小型のルアーや2フックのルアーに取り付けてボックスに入れてます。

 

 

 

ルアーから取り外した際は、フローティングベストや、バッグのカラビナに取り付けて回収してます。

 

写真に写っている安全ピンは、ステンレス製で錆びにくく、ワームを真っすぐに差す為に使ってます。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。釣具以外に目を向けると、使いやすいアイテムが沢山あります。

 

そんな中から、7点ほどピックアップして見ました。
また、機会があれば第二弾を書いてみようと思います。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。