ランディングシャフト買い替え[G-FREE]
シマノ秋の新製品
シマノ秋の新製品が発売になりましたね。
今年の秋には、ワールドシャウラのロングロッド「ワールドシャウラBG」の発売だったのですが...
まさかの真っ赤なロッド、あのテクニカルエディションの大物用と言うことでしょうか?
はっきり言うけど『カッコ悪い!!』 ...要らないです(笑)
ZINITHの赤いショアジギロッド 『裂波 BANBA CUSTOM』のパクリかと思いました(爆)
正直『赤シャウラ 2953R-3』を手放さなくてよかったと思ってます。
超赤シャウラのデザインでカーボンモノコック採用の 2953Rが出ていたら、買い替えていたのかも知れませんが...「真っ赤なブランクスは嫌いです。」
価格は、赤シャウラ 2953R-3だと 89,800円(税別)でしたので、ワーシャBGでは 64,000円 → 65,900円(税別 2022年改定)と ▲25,800円 → ▲23,900円も安くなりました。
レインボーチタンコートとコルクグリップを止めるとこんなにも安くできるのでしょうか...
店頭に並びだして、重量も公開になりました。
赤シャウラ 2953R-3(215g)に対し、BG 2953R-3(245g)と30gも増加...
パーツリストも公開になったので見てみると...
ガイドがステン(PKTSG)になってます。スコーピオン2832RS-2 のように持ち重りしそうなスペックですね。
完全な廉価版ですね。安っぽい外観になりました。
バット部分だけは、新旧互換がありそうなので、海で使うのであれば EVAグリップは予備に欲しいと思いますが...
エクステンショングリップは、18,000円(税別)だと言うのに...
旧赤シャウラ 2953R-3のグリップ部分(#03V)は部品価格で 52,800円(税別)もします。
パーツ表を見てみると、ワーシャBGのグリップ(#03V)は想像どおりの 34,000円 → 37,400円(税別 2022年改定)でした。
前置きが長くなりましたが...
ランディングシャフト Gフリー
2020年秋冬モデルには、欲しいものが無かったので、ランディングシャフトを購入しました。
Gフリー スペック
- 発売: 2020年8月
- 品番: 550
- 全長: 5.50m
- 継数: 10本
- 仕舞寸法: 64.9cm (ボーダレス比 -7.6cm)
- 自重: 410g (ボーダレス比 -6g)
- 先径: 15.3mm
- カーボン含有率: 99.6%
- 本体価格: 38,500円 → 41,700円(税別 2022年改定)
- 生産国; インドネシア
今まで使っていたランディングシャフトは、「シマノ 鱗夕彩 小継 玉ノ柄 500」
黒鯛用のタモの柄で購入してから 10年以上は使い続けています。
先端のゴムキャップの接着が剥がれ回転してますが、全然使えてます。
使用感もシャキッとしていて 5m-355gととても軽量なランディングシャフトです。
残念な所は、仕舞寸法が 8本継-73.5cmと長いので、フローティングベストの背中のD環や、腰ベルト等に装着して、座った際に突き上げて外れやすいです。
過去に、渡船で座った際に海中に落下して、船の走る抵抗で引っ張られ、あやうく海に落ちる所でした(笑)
四国の瀬戸内側は、日本でも屈指の干満差があり、4mクラスのランディングシャフトでは届かない場面もあり、5m超えのランディングシャフトを必要とするシーンも多々あります。
自分がランディングシャフトに求める性能は、継数は多くても軽く、シャキッとしていてダルくない事、これだけです。
今まで、シマノではオシア・ランディングシャフトや、ボーダレス・ランディングシャフトなどの後継機種が発売されてましたが...
5.5mのモデルで継数が 9本だと仕舞寸法が長く(550-72.5cm)、購入に至りませんでした。
今回、発売のGフリー(550)は、仕舞寸法が 10本継-64.9cmになったので購入しました。
このランディングシャフトのブランクスは、スパイラルXコア(東レ ナノアレイテクノロジー)採用で軽く短く、伸ばした際のシャープな張り感と粘りもあり最強のランディングシャフトだと思います。
ただ、継数が多くなった事と50cm伸びたので重量が 410gと、鱗夕彩よりも 45gも増えてしまったのは残念な所です。
売れ筋No1の 「ダイワ ランディングポールII 50」(5.06m 9本継-70.5cm 587g) と比較すると177gも軽いのですから、高価なハイエンド・カーボンを使うと、これほどまでに軽量化できるという事になりますね。
組み合わせるネット
使用しているネットは、『COREMAN×TOOL コラボレーションモデル inoプラス ロックタイプ Lサイズ』を使用しています。
現行の 先端に樹脂製のマーキングプロテクターを被せたタイプでは無く、2015年に発売されたステルスブラック/ブルーアルマイトマーキングのタイプです。
(ナイトゲームでは、ネットまで黒いので見にくいですが...)
シマノの取付金具部分
シマノのランディングシャフトの凄い所は、ネジ部分が樹脂製なんです。
ネットを取り付けたまま車に放置したりしても固着しにくく、外れなくなったりする心配がほとんどないのが良い点です。
10年以上前に購入した「鱗夕彩 小継 玉ノ柄」や、磯釣りで使用していた 「プロテック 磯 玉ノ柄」の頃から樹脂製のメスネジでした。
当時は強度的に大丈夫なのかなぁと思っていましたが、10年以上使い続けても問題は全くありませんでした。
キャッチバー改の修理
モバイル釣行用の「tailwark - キャッチバー改 MICRO 420」は取付金具に「フレックスアーム」が固着したまま 1年以上立ってました。
今回ランディングシャフトを買い換えたついでに、キャッチバーMICROのメンテナンスも行ってみました。
キャッチバーから口金を、ヒートガンで加熱して取り外し...
ロッキングプライヤーや、万力、ドリルなどを駆使して固着を剥がしました。
お湯にドブ漬けや、CR-666等の潤滑剤もまったく効きませんでした。
口金は取り外す際に壊れてしまったので、大島製作所製の「軽い玉枠用パイプ口金」を新しく購入して取付けします。
キャッチバー改MICRO 420の先端部の直径は13.5mmなので、軽い玉枠用パイプ口金 14mmΦが適合しました。
大島製作所製の「軽い玉枠用パイプ口金」は最初に付いていた口金よりネジが短い為、少し調整が必要でした。径も思っていたより少し大きかったのでスレッド糸を巻いて隙間調整をして2液性エポキシで接着し、24時間硬化させ完成です。
最後に固着防止に特殊撥水グリス(DG14)をネジ部分に塗って完成です。
この様に固着しない、樹脂製のメスネジのメリットは計り知れませんね。
取り付けたオプションパーツ
フローティングベストのD環や、ベルトループへの取り付けは『PROX タモホルダーライト』を使用しています。
カーボン柄でカッコイイ、上位の『PROX タモホルダーV3 アジャスタブル』が有りますが、必要ありません。
ネジが緩むので、勝手に回転したり、ホルダー部分が短くなったりして落下しやすいので、すごくストレスになります。
使っていましたが、落下時にステーが破損して壊れてしまいました。
フローティングベストとの接続には、コアマン こだわりランヤード・ロングを使用しています。
保証書の注意点【2020年度より】
お客様が保証書修理をご希望される際、
1. 保証書の原本、2.破損パーツ付製品、3.日付の記載があるレシートや納品書などの購入証明書をセットにして弊社アフター部門にお送りください。
上記3点が揃わない場合は無効とさせていただきます。
本証書のお取り扱い店控は貴店にて保管いただきますよう、お願いいたします。
2020年の製品から保証書を使用する際に購入証明書が必要となります。
今までとは、運用が変わっていますので新製品を購入した方はレシートなどの保管に注意してくださいね。
まとめ
割と高価なランディングシャフトですが、大事に使えば10年以上も使えるので、コスパは良いと思います。
ランディングツールはメモリアルな魚をキャッチする為に、大事なタックルですので、使い勝手の良い道具を使用したいと考えてます。
遂に入魂
2020/10/24 ついに入魂しました。
青物は自分が釣ったのでは無く、娘が釣った魚ですが 6kgを超えた魚を掬っても、なんの不安もありませんね。安心して使用できるランディングシャフトです。