RX100M7 リモートコマンダー購入してみた。
RX100M7の撮影で感じた事
発売されて、もうすぐ一か月ですね。
忙しいけど、時間を見つけて撮影しています。
一通り撮影してみて気になったことを書いてみます。
可変NDフィルター
RX100M7に買い替えてから、動画も始めようと、可変NDフィルターの購入に悩んでました。色んな製品があり、すごく迷いましたが、Tポイントもかなり溜まっていたので、以下の製品を購入しました。
Cokin NUANCES バリアブル NDX2-400
角型フィルターで有名な フランス Cokin社の可変NDフィルターです。
2019年3月発売でレビューも無く、ケンコートキナーが輸入しているので安心だろうと購入してみました。
ケンコートキナーの輸出用の可変NDフィルター「PL FADER ND3-ND400(52mm)」と最後まで悩んだ挙句、Cokinの物を選びました。
決め手は、水がかかっても水滴にならない親水性と、キズがつきにくいマルチコートを採用している点でした。
ただ、可変NDフィルターはレンズを回して濃度を変えるのですが、マーカーの値は当てにならず、現在の設定値が実際何段なのか把握が難しくシャッタースピードの調整に手間取りました。
上記の写真も白飛びしてます。
リモートコマンダー
NDフィルターを使ってのバルブ撮影は、スマホアプリでシャッタースピードを計算し、タイマー起動で撮影を行ってます。
RX100M7は、シャッタースピードの最大値が 30秒です。
30秒を超えるシャッタースピードの場合、バルブ撮影になります。
レリーズを持っていないので、SONY Imaging Edge Mobile アプリによるリモート操作で、バルブ撮影を行ってます。
Imaging Edge Mobile アプリとND計算アプリのタイマー計測との両立が出来ない(アプリ切り替えで切断される)ので、スマートウォッチ[WSD-F30] で時間を測りたいのだけど、10秒程度で液晶がOffになるので暗い所では見えない...
など夜間撮影では、操作が面倒でした。
そこで、α7RIII、α7RIV用に発売されたスマートコマンダーを購入してみました。
2019/9/24のアップデートで、α9 も対応になりました。
Bluetoothリモコン RMT-P1BT
ソニーのリモートコマンダー「RM-VPR1」は、USB Micro端子なので頻繁な抜き差しにも弱く、電池の容量も少ないRX100シリーズでは、長時間露光だと、モバイルバッテリーによる給電が必要になるケースもあると思います。
また、シューティンググリップ使用時に、USB端子に接続する為、一々USBを抜き差ししなくては、リモートコマンダーとの併用が出来ません。
RX100シリーズでは、無線レリーズが最高なのは間違いありません。
RMT-P1BTの使い方
電池は CR2032で、100均ショップでも買えます。
電池蓋にはパッキンが入っていて防水仕様になってます。
右サイドには、スライドスイッチ
- MOVIE / STILLスイッチ
- ZOOM / FOCUSスイッチ
左サイドには LOCKスイッチがあります。
正面のボタンは、全部で 5個
- ーボタン
- +ボタン
- シャッターボタン
- AF-ONボタン
- Cボタン
電池を入れて、ペアリングを行います。手順は以下の通り
- (ネットワーク)→[Bluetooth設定][Bluetooth機能」→「入」
- (ネットワーク)→[Bluetoothリモコン]→[入]
- (ネットワーク)→[Bluetooth設定]「ペアリング」
- (リモコン)→[シャッターボタン] と[+ボタン]→ 同時に7秒以上長押し
リモコンのLOCKスイッチはOFFにしてくださいね。
スマホの位置情報連動が入で、なおかつスマホとBluetooth接続していると繋がらない場合がありますが、そんな場合は、スマホのBluetoothを一旦 Offにしてペアリングして下さい。
+-ボタン
右サイドの ZOOM / FOCUSスイッチを切り替えで動作を決定します。
FOCUSの場合、ピントが合うとLEDランプが点灯します。
C1ボタン・AF-ONボタン
「カメラのC1機能/AF-ON機能を動作させる」
RX100M7には、Cボタンはあっても、AF-ONボタンがありません。
リモートコマンダーのAF-ONボタンを押しても、残念ながら無反応になります。
C1ボタンは、Cボタンに割り当てた機能が呼び出されます。
自分は、RX100M7のCボタンに「再押しAF/MF」を割り当てて、フォーカスを+-ボタンで行えるようにしています。
MOVIE / STILLスイッチ
記載ミスがあったので訂正します。
シャッターボタンを押したときの動作を決定します。
RX100M7の (動画4) - [シャッターボタンで動画撮影]が するの場合のみ...
MOVIE / STILLスイッチは切り替えることで、リモコンのシャッターボタンに、録画ボタン(MOVIE)、またはカメラのシャッター(STILL)を割り当てます。
STILLスイッチの場合
(操作カスタム2)→[MOVIE(動画)ボタン]→[常に有効]の場合は、シャッターボタンを押すことで、どのモードでも動画の録画が開始されます。
(HFRモードは除く)
シャッターボタン
カ メラのシャッターと同じで、半押しでフォーカス、押し込んでのシャッターとなりますが、半押しの感覚がシビアな感じがします。
RMT-P1BTの凄い所
Wi-Fiと違い、Bluetoothなので通信距離も十分で、10m(メーカー公表12m)はリモート出来ます。(200mmズームが生かせるかも...)
電池持ちが、約一年と長持ちします。
RMT-P1BTの残念な所
リモートコマンダーをBluetoothで接続するのですが、RX100M7の Bluetoothは一つのデバイスしか接続できません。
スマホで位置情報を記録している場合は、リモートコマンダーを接続できません。
また、リモートコマンダーを接続している場合は、スマホの位置情報連動を Onにしてもカメラと接続されません。
どちらか先に接続しているデバイスが優先されます。
電源ボタンが無い!
カメラ側でリモコン機能を切らないとダメです。
MENUボタン →(ネットワーク2)→[Bluetooth リモコン]→ [入] → [切]
カメラの Bluetoothリモコンが切になると...
下記の赤枠の Bluetoothリモコンのアイコンが消えます。
以上、リモートコマンダーの紹介でした。
せっかくココまで揃えたのだから、冬の空気がきれいな時期に星空でも撮影しようと思っています。
ヘルプガイド
シューティンググリップ(Bluetooth)
シューティンググリップ「VCT-SGR1」も買ってしまいました。
iPhone11 Pro vs RX100M7
家族が、話題のスマホ iPhone11 Proを買ったので、犬のトリミングに行ったついでに撮影してきました。
iPhone11Proは、カメラアプリ起動でそのままの撮影
RX100M7は、プログラムオートでの撮影です。
iPhone11 Pro
TORQUE G04の 9mmレンズ(135°)と比較すれば良かったですね。
ナイトモードが優先しているのか、全体的に明るい写真でした。
ですが、空の雲も再現していて綺麗なカメラだと思います。
家内のXsMaxよりは断然綺麗だと思いました。
ただ、ネットの写真を見てもホワイトバランスが黄色に偏ってますね。
秋のアップデートで、DeepFusionが搭載されるのでこの辺りも改善されるのかも
RX100M7の 1インチセンサーの1/4しかない 1/2.5~1/3.4インチセンサーで、ここまでの表現力があるとは驚きですね。
RX100M7
RX100M7は、測光モードが 画面全体平均だったので、少し暗めの写真になりましたが、相変わらずのSONYらしい発色です。
HDRをOnにして撮影すれば、ナイトモードとの比較になったかもしれませんね。
機会があれば試してみます。
どちらが好みなのかは、人それぞれだとは思います。
RX100M7では、イメージセンサーと、カラーフィルターが新しくなり、ブルーやグリーンの発色が良くなった気がします。